みなさんこんにちは!greenです。
今回は「インドネシアに行く前にやっておくこと」について詳しくお話したいと思います。
いざインドネシアでの就職が決まっても、「何を持って行けばいいの?」「お金の換金は?」「住民票はどうすれば?」など、わからないことがたくさんあるかと思います。
そこで本記事では、事前に準備しておいた方がいいものや、ダウンロードしておいた方がいいアプリなどのお役立ち情報を紹介したいと思います。
旅行でインドネシアへ訪れる方にも必見の内容となっておりますので、ぜひ最後までご覧くださいね。
日本でやっておいたほうがいいこと
私はインドネシアに来た当初、「あ~日本で〇〇をやっておけばよかった」と思うことがたびたびありました。
そんな後悔を少なくするためにも、ぜひ下記を参考にして下さいね。
1.住民票
就職などで1年以上海外に滞在する場合、海外転出届けを提出する必要があります。お住まいの市町村で手続きを行いましょう。
住民票が日本にあると、住民税や国民保険料が課せられます。節税を考えている方は、海外転出の手続きをしたほうがいいでしょう。
海外転出届は渡航の14日前~当日まで受け付けています。本人以外にも、代理人として世帯主や同一世帯の方でも申請が可能です。
※代理人申請の場合、委任状と委任者の本人確認書類のコピー等が必要となってきますので、お住まいの自治体へ確認することをおすすめします。
申請に必要な書類は以下の通りです。
- 届出人の本人確認書類の原本(マイナンバーカード、運転免許証、パスポートなど)
また海外転出届を提出すると、下記を関係窓口に返却する必要があります。忘れないように注意してください。
- マイナンバーカード(交付を受けている人)
- 住民基本台帳カード(交付を受けている人)
- 国民健康保険被保険者証
- 国民健康保険退職被保険者証
- 後期高齢者医療被保険者証
- 介護保険被保険者証
- 印鑑登録証
海外転出届は郵送でも手続きが可能です。詳しくはお住まいの自治体のWebサイトや窓口で確認してください。
2.年金
国民年金は任意の納付となり、「納付を続ける」か「納付を一時休止するか」を選択できます。
※国民年金:日本国内に住所がある20歳以上60歳未満の全ての方が加入する年金制度
海外転出届を提出すると国民年金の納付は義務ではなくなりますが、納付を一時休止すると給付される金額が減額される可能性があります。
規定通りの金額を給付されたい方は、海外転出届けを出したあとに国民年金への任意加入をおこない、納付を続けることをおすすめします。
任意加入の手続きや保険料の納付方法については、最後に住所をおいていた管轄の市町村役場や社会保険事務所にお問い合わせください。
下記Webサイトにも詳しく記載があるのでご覧ください。
外務省公式サイト「海外在住者と日本の医療保険,年金」:https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/kaigai/nenkin_hoken/index.html
3.国民健康保険
住民票を抜けば国民健康保険の権利も失い、万が一日本で治療するとなると全額負担となってしまいます。
※住民票を抜く=海外転出届を出す
全額負担とならないために、海外保険に加入することをおすすめします。
海外保険の加入については、福利厚生で賄ってくれる企業もあります。詳しくは就職先企業の福利厚生をご確認ください。
もし福利厚生に含まれない場合は、個人で加入することをおすすめします。
4.在留届
3ヶ月以上海外に滞在する方は、外務省が管轄する「在留届」の登録が義務付けられています。
もし事件や事故に巻き込まれても、日本大使館が迅速に対応してくれますので忘れずに登録しておきましょう。
外務省オンライン在留届公式サイト:https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html
こちらを登録しておけば、在外選挙投票も可能です。
<在外選挙とは?>
留学や仕事などで海外にいる人が選挙の際に投票できる制度です。
詳しくは外務省公式サイトをご覧ください。
外務省公式サイト「投票方法」:https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/senkyo/vote.html
5.携帯電話
LINEやWhatsAppなどに代表されるように、インターネットに繋がっていれば通話も可能なので、日本の携帯電話は解約しても良いでしょう。
もし仕事上、日本の携帯電話番号をなくしてしまうと都合が悪いという方は、渡航前に一番安いプランに切り替えておきましょう。
IP電話の登録もおすすめ
日本に所在する会社などに電話をしたいとき、相手の番号がフリーダイヤルだと海外からはかけられない場合があります。
また別のケースとして、日本のクレジットカード発行をインドネシアから手続きする際に、海外の携帯電話番号では登録できない場合があります。
それらの対処法として、IPアドレスの携帯番号(050から始まる番号)を取得しておくことをおすすめします。
IP電話の番号を取得しておけば日本からも問題なくかかってきます。
※フリーダイヤルにかけられるIP電話を取得しましょう。
6.日本の銀行のオンラインバンキング登録
クレジットカードの引き落としや年金の引き落としなど、海外にいても日本の銀行を利用している方は多くいらっしゃいます。
オンラインバンキングを登録しておけば、海外にいながら日本の銀行間の送金が可能ですし、明細も確認できますのでこちらは登録しておくことを強く推奨します。
同時に、デビットカードの登録もしておくと便利です。
デビットカードを持っていると、インドネシアのATMで日本円の銀行口座からインドネシアルピアでの引き出しが可能ですので、こちらも登録しておくことをおすすめします。
※銀行によってカードの発行は数週間かかる事もありますのでお早めに。
▼インドネシアのデビットカードについて詳しくはこちら▼
入国時に必要な物
現在は新型コロナウイルスの影響で、入国時に下記が必要となります。
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観光目的の場合は、ビザオンアライバル(VOA)を到着時に購入します。
ビザオンアライバル(VOA)の申請には下記が必要です。
- 申請費用:500,000ルピア=約4,700円
- 残存有効期間が6か月間以上あるパスポート
- 復路の航空券又は他国に向かう航空券
身体上の理由でワクチンを接種できない方は、医師の診断書(英文)があれば問題なく入国出来ます。
※インドネシア国内の移動については、18歳以上はワクチン3回接種(外国人でインドネシア入国直後に国内を移動する場合はワクチン接種2回)といった規定があります。ジャカルタやバリから乗り継ぎをする方は、事前に現在の状況をお調べくださいね。
在本邦インドネシア共和国大使館公式サイト:https://kemlu.go.id/tokyo/id/pages/visa/4297/etc-menu
在大阪インドネシア共和国大使館公式サイト:https://kemlu.go.id/osaka/lc
日本から持参したほうが良いもの
インドネシア到着後、ホテルまでの移動のためにタクシーを呼ぶかと思います。
その際、インターネットが繋がらないとタクシーを呼べないので、海外でも使えるSIMカードを日本で購入し持参することをおすすめします。(2GBくらいでOK)
アジアで使えるSIMカードなどがオンラインで販売されているので、チェックしてみてくださいね!
AmazonなどのECサイトでも、「アジア SIMカード」などのようにキーワード検索すると多数ヒットします。
Amazon公式サイト:https://www.amazon.co.jp
ほかには、常用しているサプリやお薬、お腹があまり強くない方は正露丸などを持参したほうがいいでしょう。
まとめ
事前に準備しておけば、日本サイドで問題が発生することもありません。
身の回りの環境を整え、インドネシア情報にアンテナを張っておくようにしましょう!
ダウンロードしたほうが良いアプリなど、インドネシア生活を快適にする方法はまだまだたくさんありますので、過去記事などを少しでもお役に立てていただければ幸いです。
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一緒にインドネシアライフを楽しみましょう!
応援しています。
最後までありがとうございました。
※記載した情報は記事公開時点での情報となります。
★maki green★
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