こんにちは。
インドネシアへの転職が決まったものの、「インドネシアでの生活に馴染めるかな?」「インドネシア生活を楽しめるかな?」という不安がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回はそんな不安を取り除くべく、
- インドネシアの住みやすさの理由
- インドネシアでのタブー
- インドネシア生活をより快適にする方法
について解説していきます。
この記事を読むことで、現地在住者が体験してきたリアルを知ることができ、これから始まるインドネシア生活にいち早く適応できるようになります。
どうぞ最後までご覧ください。
インドネシアは住みやすい
ジャカルタにいらっしゃった日本人の多くが、「インドネシアは住みやすい」と言います。
住みやすさの理由は
- 日本食レストランやラーメン屋さんがたくさんある
- 日系スーパーがあり調味料など日本の物が手に入る
- 地下鉄ができ、渋滞もなく移動がスムーズになった
- 日本人学校がある
- 日本語が通じる病院がある
- 物価が安い
などがあげられます。
実際に私はインドネシアのジョグジャカルタという田舎に住んでいますが、ジャカルタに行くとなんでも揃っていて日本と変わらない生活ができると感じます。
飲食店には日本語のメニューが用意されていますし、来店するお客さんも日本人ばかり。
そんなお店に入ると、「ここは日本?」と勘違いするほどです。
そして何より、困った時はやはり母国語で相談したいですよね。
そんな時は、日本人コミュニティを活用しましょう。
県人会や〇〇年生まれの会などがあり、親睦会も頻繁におこなわれています。
そういったコミュニティに参加すれば、たくさんの人と出会うことができます。
ぜひインドネシア転職が決まったら、日本人コミュニティをチェックしてくださいね。
インドネシアのマナーは日本と違う
そんな住みやすいインドネシアですが、移住にあたって注意が必要な点もあります。
ここからは、事前に覚えておくべき「インドネシアのタブー」について紹介します。
1.左手を使う際には注意を
まず、インドネシアではトイレットペーパーは使わず左手で洗います。
そのため、左手は「不浄の手」とされているので、左手を使う場合は注意が必要です。
例えば握手をするときは、絶対に左手を出してはいけません。
これはインドなどでもタブーとされていますよね。
次に、物の受け渡しなどは基本右手でおこないます。
右手がふさがっていて、仕方なく左手で受け渡しする場合は「Maaf tangan kiri(マァフ タンガン キリ)」=「左手でごめんなさい」と一言添えましょう。
これは日本にはない文化なので慣れるまで少し難しいかもしれませんが、心がけるとインドネシア人は喜んでくれます。
ご飯を食べるときも、なるべく右手で食べるようにしましょう。
左利きの方もいらっしゃるかもしれませんが、インドネシア人は子どもの頃に右手で食べるように教育されることが多いようです。
スプーンなどを使う場合も同様に、なるべく右手で食べるようにしましょう。
2.異性にはあまりふれないようにする
インドネシアはイスラム教徒が9割を占めています。
イスラム教では、男女間での触れ合いは家族のみとされています。
そのため初対面で握手をする場合は、相手がジルバブ※をかぶっている女性であれば握手は求めず、胸の前で手を合わせるだけにしましょう。
※ジルバブとは
イスラム教徒の女性が髪や顔などを覆うためのスカーフ。(アラビア語でヒジャブ)
判別が難しい場面も多くあるかと思いますが、見た目がイスラム教徒の方や、イスラム教の服を身につけている方であれば胸の前で手を合わせるだけで大丈夫です。
相手が握手を求めてきたら問題ありませんので、そのまま手を差し出しましょう。
3.お酒、豚肉は気を付けて
イスラム教では、お酒や豚肉を食すことが禁じられています。
お酒、豚肉をあつかっているお店もありますが、同行する方の中にイスラム教の方がいる場合は事前にお酒を飲むことなど一言声をかけてあげてくださいね。
厳格なイスラム教の方だと、お酒が置いてあるお店に行くことを嫌がる方もいますので注意が必要です。
インドネシア生活をさらに快適にするもの4選
ここでは、インドネシアでの生活をより快適にするアプリや、手続きをしておくべき内容について解説します。
1.配車アプリは絶対必要
インドネシアでは日常生活で欠かせないアプリがいくつかあります。
その中でも、使用頻度が高いのは「Gojek」や「Grab」といった配車サービスのアプリです。
事前に料金が決まっているので渋滞などで金額が上がることはないですし、外国人だからといってぼったくられる心配もありませんのでぜひご利用ください。
2. オンラインショップアプリで日常生活がより便利に
また、インドネシアではオンラインショップも充実しています。
実店舗での買い物の場合、購入後に不良品であることが発覚してもなかなか対応してくれないことがあります。
一方、オンラインショップではきちんと返金対応もしてくれますし、交換の場合は自宅まで届けてくれるのでわざわざ店舗に出向く手間が省けます。
店舗側もオンラインサイトで低評価をされるのを恐れて、対応がきちんとしている印象です。
インドネシアでは「Tokopedia」や「Shopee」をダウンロードしましょう。
3.連絡はWhatsAppが基本
日本では連絡手段としてLINEを使うのが主流ですが、インドネシアではWhatsAppが主流です。
イミグレーション(出入国管理局)などの公的機関からも、現在はWhatsAppで連絡が来るほどです。
こちらも登録しておきましょう。
4.デビットカード、オンラインバンキングは必須
デビットカードとネットバンキングはとても便利ですのでぜひ手続きをしましょう。
例えば日本の銀行からお金を引き出したいとなっても、インドネシアに来てしまってからでは不可能です。
そんなときにデビットカードを持っていると、日本の銀行口座から日本円をルピアで引き出すことが可能なのでとても便利です。
他にも、Wise(ワイズ)という海外送金システムも便利です。
日本円をインドネシアの銀行へ送金、もしくはルピアを日本の銀行に送金することが簡単にできます。
Wiseについては、次回詳しくお話しします。
まとめ
ここまでインドネシアの住みやすさと移住にあたっての注意点などについてお伝えしてきましたがいかがだったでしょうか?
本記事の要点をまとめると以下の通りです。
- インドネシアには日本食レストランや日本人コミュニティが充実しているので住みやすい
- 左手を使う場合は注意するなど、イスラム教ならではのタブーもある
- 便利アプリやサービスを利用すれば、より快適なインドネシア生活を送ることができる
これらの情報が少しでも皆さまのお役に立てば幸いです。
一緒にインドネシアライフを楽しみましょう!
最後までありがとうございました。
★maki green★
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