こんにちは、マレーシア在住のライター パンダンです。
今回は一時帰国した時の免税についてお伝えします。
免税措置って?
海外在住をしていると一時帰国をする時のテンションは、遠足前夜の小学生!なのは筆者だけでしょうか?
食べたいものもいろいろありますが、忘れてはいけないのが、買い物リストです。
長期海外在住者の場合、ある一定の条件を満たすと免税措置を受けられます。免税の範囲は家電、衣料品から酒類、食べ物、化粧品など多岐に及び、消費税の支払いを免除されます。
免税で購入しても日本国内で使用可!?
まず詳細はJapan’s tax exemption programで確認をお願いいたします。こちらは海外からの日本を訪れるインバウンド(訪日外国人客)などを対象に書かれていますが、一時帰国している場合もこちらを参考にしてください。英語ですがイラストで解説してあるので、わかりやすいのではないかと思います。
ところで免税というと、買った国では開封してはいけないと思っていませんか?実はものによっては、対象店舗において免税の手続きが終わったら大丈夫なものがあります。服、靴、電化製品(Gereral Items)などは買ったその日から使用できるものもあります。但し、免税で購入したアイテムは6ヶ月以内に日本から持ち出さなければいけません。
そして酒類、食べ物、化粧品、薬などの消耗品(consumable Items)は、入国日から30日以内となっています。
長期で一時帰国する際は、購入アイテムによって免税適用期間が異なることもあるので気をつけてくださいね。
家電量販店で実際に免税で買い物
まず必要なのは入国スタンプ(入国日)が押されたパスポート。日本人の帰国に際して成田空港,羽田空港,中部空港及び関西空港には上陸審査場に顔認証ゲートが導入され自動化されています。なので入国スタンプはゲートを通過後に依頼して押してもらう必要があります。
ということで、パスポートを持参し家電量販店、チェーン系衣料品店などで実際に買い物をしてみました。基本的に免税店1店舗で5000円以上であれば適用されます。
まずは普通に買い物をし、会計の際にパスポートを提示し「一時帰国なので免税でお願いします」と伝えます。やはり普通のショッピングとは違うので手続きに時間がかかることもありました。
支払いのあと、パスポートにレシートが貼られます。このレシートは空港で出国手続きが終了したあと、免税カウンターに持って行って渡す(あるいは容器があるのでそこに入れる)。以上で終了です。手荷物を見せたり、質問されたり、といったことは特にない場合がほとんどです。
実は免税よりも、ポイントカードの方がお得な場合も!?
2019年3月現在、消費税8%の免除は大きいのですが、意外な注意点もあります。例えば家電量販店のポイントカードを持っている、一時帰国の際につくった、といったケースです。
ポイント加算サービスは、店によって違うのですが10%還元!さらに特別にポイントアップなどをやっていると、何度か買い物をする場合、免税よりもお得になってしまうこともあります。というのも免税とポイントカードの併用ができないことが多いためです。
ただし免税店によっては免税利用者向けの特別クーポンなどを公式サイトを通じて配布していることもあるので、事前にチェックしておくとよいかもしれませんね。
Japan.Tax Free Shop 日本政府観光局(JNTO)
URL:https://tax-freeshop.jnto.go.jp/eng/index.php
写真:全て筆者撮影