3月から現金ではポイントがつかないケースも!マレーシアの電子マネー政策

こんにちは、マレーシア在住のライターのパンダンです。

マレーシアは現在スマホアプリ決済が加速しています。

マレーシアは電子マネー政策をさらに推進するために2020年3月15日まで、マレーシアで電子マネーを使う人を対象にイーツナイ・ラッヤット(e-Tunai Rakyat)というキャンペーンを実施しています。

電子マネー推進キャンペーンの内容

イーツナイ・ラッヤットとは、上記の期限前に申請することで、一人に1回限りでRM30(約795円)の電子マネーを政府からもらえる(チャージ)、というもの。

適用される電子マネーアプリはタッチンゴー・イーウォレット(Touch ‘n Go eWallet)、ブースト(Boost)、グラブ・ペイ(GrabPay)の3つです。

残念ながらこのキャンペーンが適用されるのはマレーシア国民のみですが、その内容についてざっと触れておきます。

・2020年12月31日までに18歳以上
・申請の際にマレーシア国民身分証(Malaysian NRIC=MyKad)情報の提出。
・2018年に年収がRM100,000以上あった場合は申請不可
・申請期間は2020年1月15日〜3月9日までで、チャージされた分は3月14日までに利用する。

一部抜粋ですが、主な利用条件はこのようになっています。

グラブではポイント加算などの規約変更も

推進キャンペーンに伴い、スマホアプリ決済のポイント付与などが変更されているケースも。例えばグラブは、3月15日以降はタクシー利用の際、現金やクレジットカードで支払いをした場合ポイント加算をしないとの公式発表がありました。

つまりアプリにチャージしたグラブ・ペイ(Grab Pay)で支払った場合のみ、従来どおりポイントが付与されます。

もともとグラブ・ペイでの支払いはポイント還元率が高かったのですが、それがさらに加速したわけです。

参考リンク:https://www.grab.com/my/rewards/

TNGイーウォレットはキャッシュバックを強化

公共交通のチャージ式IC乗車券や、高速道路の料金支払いなどの交通系カードの強みを生かしたタッチンゴー・イーウォレットでは、キャッシュバックや、高速道路料金所で使うRFID(非接触型料金支払いタグ)の無料配布するなどのキャンペーンを行っています。

余談ですがこのRFIDは日本のETCのようなもので、今後マレーシアの高速道路の料金支払いの主流になっていくとのことです。

これらが適用されるためにはタッチンゴー・イーウォレットを使った電子マネー決済の利用が条件となっています。

参考リンク: https://www.tngdigital.com.my/

Boost はキャッシュレス以外に付加価値をPR

ブースト・イーウォレット(Boost eWallet)はマレーシアの携帯番号(プリペイド、ポストペイド)を持つ人のみと利用可能となっています。

メイバンク(MayBank)、CIMBといった国内17の金融機関、VISAやマスターなどクレジットカードからもチャージできるのと、加盟店舗が多いのも特徴で支払いだけではなく、共同購入クーポン、ショップやレストランで使えるキャンペーンなども豊富なのが特徴。

タイミング的に対応が早いと感じられたのが、イーツナイ・ラッヤットでRM30のチャージ先をブーストに指定した場合、2019年現在全世界で猛威をふるっているコロナウィルスに罹患した場合の医療保険がついてくるというものです(諸条件あり)。

参考リンク:https://www.myboost.com.my/

今回ご紹介した以外にもマレーシアのキャッシュレス化は進んでおり、クレジットカード、ATMカード、一部海外の電子マネーなども利用できる場所が拡大していっています。

ホーカーなどではまだまだ現金のみ取り扱いのところもありますが、今後さらにキャッシュレスが進んでいくと思われます。

写真:全て筆者撮影

野生の勘を磨け!

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暑いところが大嫌いだったはずが、住んでみたらマレーシアの南国独特の時間の流れにすっかりはまったビール好きライター。旅は自分で車を運転していくのが好き。ビーチで夕日を見ながら一杯!が至福の時間。

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