マレーシアの中学高校への留学ガイド|基本知識とカリキュラム別学校の特徴・授業料紹介

こんにちは!マレーシア在住のライター Yuuuuです。
マレーシアでの生活・お役立ち情報を発信中!今回のテーマは「マレーシアの中学・高校教育」です。

マレーシア 中学 高校の画像

家族でマレーシアに渡航や移住となると、気になるのが現地の教育事情ですよね。

「マレーシアの教育って日本とどう違う?」「どのような学校があるの?」と不安を感じる方もいるかもしれません。

この記事では、マレーシアの教育制度の基本から、中学・高校教育について紹介します。

◆保育園・幼稚園・小学校についてはこちら

 

マレーシアの中学・高校教育の基本知識

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マレーシアへの留学や転入する際に知っておきたい、教育制度や学期区分、入学条件について見ていきましょう。

【1】マレーシアの中学・高校の教育制度
・中等教育​​(Form1~Form5)
選択するカリキュラムによって異なるものの、マレーシアの中等教育は一般的に13~17歳までの5年間通います。

・大学予備教育 ​​(Form6:Lower6、Upper6)
マレーシアには前期(Lower6)と後期(Upper6)の2つからなるForm6と呼ばれる大学へ入学するための準備期間があります。​

【2】マレーシアの中学・高校の学期区分
選択するカリキュラムによって3学期制と2学期制の学校があります。​​

・3学期制(主に英国式)
1学期:9月~12月​​(または1月~3月)
2学期:1月~3月​​(または4月~7月)
3学期:4月~7月 ​​(または9月~12月)

・2学期制(主にIB式、米国式、豪州式)
1学期:1月~7月​​(または1月~6月)
2学期:8月~12月​(または7月~12月)

1学期から入学できなくても、多くのインターナショナルスクールが2学期または3学期からの入学を許可しています。

【3】マレーシアの中学・高校の入学条件
基本的に筆記と面接試験の2つの試験が必要となり、試験が行われます。

基本的な受け答えができることや学校からの連絡がきても理解できるなど、生徒の英語力だけでなく保護者の英語力もある程度の必要です。

 

カリキュラム別に学校5つの特徴や授業料を紹介

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マレーシアのインターナショナルスクールのカリキュラムは大きく5つに分けられ、それぞれ成績の評価方法が異なります。

カリキュラムごとの代表的なインターナショナルスクールの特徴や授業料を紹介しますので、参考にしましょう。

※授業料は毎年変更されますので、あくまで目安としてください。

【1】英国式カリキュラム
主に「ケンブリッジ式」と言われるカリキュラムで、マレーシアのインターナショナルスクールの多くが採用しているカリキュラムです。

《教育期間》
・Secondary School(中高等部5年間)
・上級コースA-Level(1.5年間)または基礎課程Foundation(1年)、ディプロマコース(2年)

《代表的なインターナショナルスクール》
リアルインターナショナルスクール(REAL International School)

リアルインターナショナルスクールの特徴は第3外国語として中国語やマレー語、フランス語を学べる点で、トリリンガルを目指すことができます。

リアルインターナショナルスクールはマレーシアに3校あり、クアラルンプール近郊に2校(チェラス・シャーアラム)と、ジョホールバルに1校です。

成績の評価は基本的に試験のスコアをベースに評価されます。

授業料の参考(シャーアラム校):Year8 年間RM29,900(約78万円)、Year10 年間RMR32,100(約83万円)
※授業料以外に教科書代や設備費などが別途必要です。

【2】国際バカロレア
インターナショナル・バカロレア(通称IB)と呼ばれる世界共通のカリキュラムで、「IBディプロマ」と呼ばれる最終的な大学受験資格を取得すれば、世界各国にある有名大学の受験資格を得ることができます。

《教育期間》
・MYP-Middle Years Programme(中等教育プログラム5年間)
・DP-Diploma Programme(ディプロマ資格プログラム2年間)

《代表的なインターナショナルスクール》
IGB International School(アイジービー・インターナショナルスクール)

IGBインターナショナルスクールではマレーシアの中でも珍しく、幼稚園から高校生・大学準備コースまでフルでIBカリキュラムです。

IBカリキュラムは、教科書を使用せずIBの独自カリキュラムに沿って授業を行い、世界に通用する表現力や思考力などを身につけることができます。

ディベートや演劇などさまざまな発表の場が設けられ、成績評価のひとつとなります。

授業料の参考:Year7 年間RM83,000(約215万円)、Year9 年間RM91,800(約238万円)
※授業料以外に制服代や教科書代などが別途必要です。

【3】豪州式カリキュラム
採用している州のカリキュラムによって異なりますが、学年構成は日本と同様の12年教育となります。

《教育期間》
・Middle School(中等部3年間)
・Senior School(高等部3年間または4年間)

《代表的なインターナショナルスクール》
Peninsula International School Australia(ペニンシュラ・インターナショナルスクール・オーストラリア)

Peninsula International School AustraliaはPISAとも呼ばれ、生徒一人ひとりの強みを伸ばす機会を与えられるよう、体育や音楽といった日本でも馴染みのある科目から、化学や芸術、プログラミングなど約35科目の授業を受けられるのが特徴です。

オーストラリアカリキュラムでは、試験結果50%、課外活動等50%で成績を評価します。

授業料の参考:Year7 年間RM65,500(約170万円)、Year10 年間RM75,000(約195万円)
※授業料以外に制服代や教科書代、備品代などが別途必要です。

【4】米国式カリキュラム
米国式のカリキュラムを採用しているインターナショナルスクールは少ないですが、日本と同様の学年構成で12年教育となります。

《教育期間》
・Middle School(中等部3年間)
・High School(高等部4年間)

《代表的なインターナショナルスクール》
Mont Kiara International School(モントキアラ・インターンショナルスクール)

Mont Kiara International SchoolはAISMとも呼ばれ、アメリカカリキュラムを採用していることから、全校生徒のうち約20%がアメリカ人、また教師のほとんどがアメリカ人です。

AISMでは、日本人を始め韓国人など英語を母国語としない外国人生徒を対象に英語の特別授業を設ける以外にも、英語力に応じて10段階にクラスが分かれているため、英語力に自信がなくても充実したサポートが受けられます。

成績はコースワークを主として、試験結果を総合して評価する仕組みです。

授業料の参考:Year7 年間RM100,186(約260万円)、Year10 年間RM110,828(約288万円)
※授業料以外に制服代や教科書代、備品代などが別途必要です。

【5】カナダ式カリキュラム
現在マレーシアではサンウェイインターナショナルスクールのみがカナダ式カリキュラムを採用しています。

《教育期間》
・Middle School(中等部2年間)
・High School(高等部4年間)

《代表的なインターナショナルスクール》
サンウェイインターナショナルスクール(SIS:Sunway International School)

教師のほぼ全員がカナダ出身で、生徒の約40%が日本や韓国、中東などからの留学生です。

SISは、自ら考える力を持ち自主性を養うため、座学よりもグループワークやフィールドワークが中心の教育が特徴で、成績評価の内訳も試験30%、日頃のグループワークや宿題、授業への積極性を70%で総合判定します。

授業料の参考:Year7 年間RM46,900(約127万円)、Year9 年間RM42,000(約114万円)
※授業料以外に制服代や教科書代、備品代などが別途必要です。

 

まとめ

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マレーシアでは、中学、高校ともに日本と異なる教育制度やカリキュラムを採用しているため、授業内容や評価制度、大学進学のために必要な課程などを事前に確認しておくのがおすすめです。

しかし、言葉の問題やなかなかマレーシアに来る機会がなく、学校選びをどうしたらいいかわからない方もいると思います。

マレーシアには、日本語で対応してくれるインターナショナルスクール専門の学校紹介を行ってくれるサービスもあるため、利用してみるのもいいでしょう。

この記事が参考になれば幸いです。

毎日食べても良いくらいロティ チャナイが好き

毎日食べても良いくらいロティ チャナイが好き

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マレーシア・クアラルンプールとタイ・バンコクを行き来するノマドワーカー。出産を機にフリーランスに転身。息子(2歳)の子育てに奮闘中!

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