急成長中の配車アプリ「MyCar」の登録〜実際の使い方とGrabとの違い

こんにちは!マレーシア在住のライター Yuuuuです。
マレーシアでの生活・お役立ち情報を発信中!今回のテーマは「配車アプリ MyCar」です。

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マレーシアではGrabに次いで定番となっている配車アプリ「MyCar」。

マレーシアには交通手段として電車やバスもあるものの、観光地や仕事、買い物などマレーシア内の移動をするときは、今いる場所から直接目的地へ移動できる配車タクシーが便利

日本のタクシーと違って初乗り料金もRM5(約120円)と安く、マレーシアに住んでいる人でなく旅行など短期滞在者でもアプリさえあれば簡単に使えるのが魅力です。

ドライバーの手配から支払いまですべて配車アプリで完結するので、不慣れな場所でも言語に不安があっても安心。

この記事では近年ユーザー数を伸ばしている配車アプリ「MyCar」について詳しく紹介します。

 

「MyCar」とはどんなアプリ?

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・配車タクシー、配車アプリとは
配車タクシーとは専用アプリで手配できるタクシーのことで、配車アプリでは目的地の設定やタクシーの手配、支払いなども行うことができます。

マレーシアにはもちろん日本のようなメータータクシーもありますが、配車タクシーであれば乗車場所と目的地を入れれば乗車料金が事前にわかるため、ドライバーとの交渉や多めに料金を請求されることはありません。

高速道路を使用した場合は高速利用料が追加されますが、配車アプリで事前に提示された料金以外は基本的にかからないため、安心です。

支払い方法も現金だけでなくクレジットカードや、アプリの種類によってさまざまな支払い方法が選択でき、現金のやりとりをせずに済むのもメリットです。

どのようなメリットあるのか、確認しておきましょう。

《配車タクシーのメリット》
・駅やバス停まで移動せず、今いる場所までタクシーを呼ぶことができる
・乗車場所と目的地を入力すれば事前に料金がわかるため、値段交渉やぼったくりの心配がない
・アプリ上で乗車場所や目的地の入力、現金以外の登録をしておけば支払いもすべて完結できるため、言語が不安でも安心

 

 

・MyCarとは

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MyCarはマレーシア全体にサービス展開しており、Grabに次ぐ配車サービスです。

アプリの機能もシンプルなため大変使いやすく、乗車料金もGrabより安いこともあるため、多くのユーザーが「Grab」と「MyCar」の2つのアプリを利用しているようです。

支払い方法は現金とクレジットカードから選べます。

▼アプリのダウンロードはこちらから▼
MyCar公式サイト
Google Play
※iPhone用アプリとHUAWEI用アプリは2021年5月現在ありませんが、2021年6月リリース予定です。

 

「MyCar」の登録方法と使い方

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実際に「MyCar」を使ってタクシーを利用するためには、登録が必要です。

ここからは、「MyCar」の登録方法と実際の使用方法を説明します。

・登録方法

(1)アプリをダウンロードする
まずは公式サイトにアクセスするか、GooglePlayから「MyCar」アプリをダウンロードしましょう。

MyCar公式サイト

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Google Play

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(2)ダウンロードしたらユーザー登録をする

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アカウント登録にはGoogleアカウントと連携することが可能です。

Googleアカウントと連携してもしなくても、名前、パスポート番号、電話番号、性別の4つを入力します。

これでユーザー登録完了です。

・使用方法

ユーザー登録ができれば、さっそく使ってみましょう。

「KLセントラル」から「ぺトロナスツインタワー」まで車を手配したときを例に説明します。

(1)乗車場所と目的地を登録

▼「Origin」「Destination」をそれぞれクリックし、乗車場所と目的地を登録します。

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▼文字を入力するとサジェスト機能によって候補地が表示されるので、便利です。

Googleマップと連携しているため、あらかじめGoogleマップで検索しておくと楽かもしれません。

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(2)乗車場所から目的地までのルートと料金を確認する

▼乗車場所と目的地を登録すると乗車料金が表示されます。

6人以下か6人以上なのか、乗車人数によってタクシーの種類が選べるため、乗車料金を確認しタクシーの種類を選んだら「GET ME A RIDE」ボタンを押しましょう。

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▼デフォルトの支払い方法は「現金」となっています。

クレジットカードを選択したい場合は、タクシーを手配する前に支払い方法を変更しておくのがおすすめです。

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(3)ドライバーが見つかったら、到着まで待つ


「GET ME A RIDE」ボタンを押すとドライバーを探し始めます。

ドライバーが見つかったら到着まで待ちましょう。

(4)ドライバーと合流し、目的地に着いたら下車する

ドライバーと合流し目的地に着いたら、現金の場合はドライバーに直接支払います。

クレジットカードの場合は自動で支払われるため、そのまま下車しましょう。

下車後、ドライバーを評価することが可能です。

 

「MyCar」と「Grab」の違い

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買い物やちょっとした移動などにも配車タクシーを使うのが当たり前のマレーシアでは、いくつかの企業が配車サービスを展開しています。

配車タクシー以外も宅配や配送サービスなど複数のサービスを展開し、多くのユーザーが利用している「Grab」が有名ですが、「My Car」との違いは何なのでしょうか。

違い1・乗車料金
「My Car」も「Grab」も使用方法や、雨や混雑する時間に通常より料金が高くなるなど、ほぼ同じであることが多いですが、「Grab」より「My Car」の方が安い設定となっていることが多いです。

同じ時間帯に同じ場所を設定し比較すると。RM2〜RM10ほど違うこともあります。

リリースした頃より、徐々に料金設定があがっているため必ずしも安い、というわけではないようです。

2つの配車アプリで同時に調べて、安い方を利用するといいでしょう。

 

違い2・ポイント
「My Car」は2021年5月現在、ポイントサービスはありません。

一方「Grab」は乗車や乗車以外のフードデリバリーを利用すると、利用料金に応じてポイントが貯まる仕組みです。

貯めたポイント額に応じてランク分けされ、ランクによってポイント獲得率や予約のしやすさなどが変わります。

また、貯めたポイントは乗車料金の割引やショッピング、飲食店でのサービスに利用することが可能です。

 

違い3・支払い方法
マレーシアでは「Grab」が提供するGrab payをはじめ、さまざまな電子マネーがあります。

「My Car」は支払い方法が現金かクレジットカードしか選べません。

一方「Grab」は飲食店やショッピングの支払いにも使える「Grab pay」が選べ、さらにGrab payで支払うと通常よりもポイントの還元率が高いため、大きなメリットといえます。

 

違い4・ドライバーの捕まりやすさ
「My Car」のドライバー登録者数は「Grab」と比べると少ないことから、アプリでドライバーを探していても車が捕まりずらいことがあります。

ただし、「My Car」もサービス拡大しており、ユーザーの利便性も改善していっているため、今後ますます便利になるでしょう。

 

まとめ

マレーシア生活になくてはならない配車タクシー。

配車アプリとして定番になりつつある「MyCar」は今後のサービス展開が楽しみです。

この記事を参考に、ぜひ利用してみましょう。

毎日食べても良いくらいロティ チャナイが好き

毎日食べても良いくらいロティ チャナイが好き

Yuuuu(外部ライター)

在馬歴7年目に突入。2児(0歳・5歳)の育児に奮闘しながら、マレーシア・クアラルンプールとタイ・バンコクを行き来するノマドワーカー。ロティ・チャナイとテ・タレが大好物。

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