【2019年】マレーシアの3大民族(マレー系・中華系・インド系)それぞれの新年と祝日について

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こんにちは、マレーシア在住のライターのパンダンです。

他民族国家マレーシアには、1月1日のニュー・イヤーズ・デイ(New Year’s Day) 以外にお正月が3回あると例えられることがあります。というのも中心となるマレー系(モスリム)、中華系、インド系の三大民族の新年が異なるため、おのおの祝日となるからです。
さらに12月25日のクリスマスもマレーシアでは祝日となっています!

というわけで今回は、マレーシアにおける各民族の新年について、ざっとお伝えしたいと思います。

※筆者の個人的な感想となりますが、マレーシアって日本と比べても祝日が多いような気がします。

 

マレー系の新年ハリラヤプアサ

マレーシアの祝日

イスラム教社会では、イスラム暦(ヒジュラ暦)に基づいて断食月ラマダンが決定されます。モスリム(イスラム教徒)の慣習で、夜明けから日没まで飲食を禁止とされています。ラマダン=絶食と考える人が多いようですが、この期間は食事の時間が限られているということです。

ラマダンの時期は役所やショップ、レストランなどが短縮営業になったりイレギュラーな営業時間となります。

一般的な西洋暦とは違い、イスラム暦は太陰暦で年11日ずつズレが生じるため、ラマダンの時期は毎年異なります。

また以前にもこちらでお伝えしましたが、各種届け出や契約書の作成、アポイントメントなどは、時間的余裕を持って行うようにした方がよいかもしれません。

マレーシアの祝日

ラマダン開けはハリラヤ・プアサ(Hari Raya Puasa)/ハリラヤ・アイディルフィトリ(Hari Raya Aidilfitri)と呼ばれ、モスリムの方々にとっては新年のため祝日となります。

 

中華系の新年チャイニーズニューイヤー

中華系マレーシア人にとって最大のイベントが、チャイニーズ・ニューイヤー(Chinese New Year)です。旧暦で祝うため、毎年1月下旬から2月上旬頃となります。

マレーシアの祝日

この時期はクアラルンプールじゅうが、その年の干支や赤一色のデコレーションに包まれます。特に赤い提灯は民家の軒先(のきさき)などにもかけられて、華やかさが感じられます。

日本のお正月のように故郷に帰る人で帰省ラッシュとなったり、中華系のレストランが連休になります。経済的にもちょっとスローになる印象です。

アンパオ(紅包)というお年玉袋のようなものに少額のお金を入れて、配ったりします。お年玉と違い、いきつけのレストランのスタッフやコンドミニアムのガード(警備員)など、周囲の人にも配ったりします。

マレーシアの祝日

中華系が多いコミュニティーやエリアでは、爆竹が鳴らされ、ドラゴンダンスが舞うなど、カラフルで華やかなお祭りムード一色となります。夜はあちらこちらで花火があがり、中にはそれをチャーターした飛行機で上から眺める!といったセレブもいるそうです。

 

インド系の新年!光の祭典ディーパバリ

インド系住民のヒンドゥ教徒が新年を祝う日です。美と福の女神ラクシュミーを家に招き入れる祭りで、「光の祭典」と呼ばれることもあります。ヒンドゥ暦6月新月の日とされており、西洋暦では毎年10-11月頃となります。

マレーシアの祝日

ショッピングモールなどでは、米に色をつけた絵コーラム(Kolam)が床に描かれたりします。

クアラルンプールはターミナル駅のKLセントラル(KL Sentral)近くにインド人街があり、この時期は新年用に服を買ったり、新年の準備をする人々で大賑わいです。またイルミネーションなども美しく、ヒンドゥ教徒だけでなく多くの人々が訪れます。

マレーシアの祝日

この日は各家庭で日頃お世話になっている人を招いたり、あるいは招かれたりして、食事や飲み物ををふるまったりします。

 

2019年の祝日スケジュール

なお、各民族の新年を祝う2019年のスケジュールは、次のとおりです。

2月5日  チャイニーズニューイヤー
2月6日  チャイニーズニューイヤー
6月5日  ハリラヤプアサ
6月6日  ハリラヤプアサ
10月27日 ディーパバリ

およそ4ヶ月おきに開催されます。中華系・マレー系はいずれも5・6日の開催となっており、分かりやすいですね。
上記の日程はすべて祝日となるため、ご留意ください。

 

1年のイベントを通して知るマレーシア

このように新年を祝うイベントが多いので、マレーシアで生活をしていると、あっという間に1年がすぎていくような気がします。

季節感がない常夏の熱帯のマレーシアですが、さまざまな民族の行事を通して、月日の移り変わりを感じられるのではないでしょうか。

ちなみに、チャイニーズ・ニューイヤーとハリラヤが重なる年は、帰省や旅行などでありえないほど渋滞・混雑します。日常生活もちょっと大変になりますが、二つのお正月を一度に体験できる貴重な機会とも言えます。

写真:全て筆者撮影

パンダン

野生の勘を磨け!

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暑いところが大嫌いだったはずが、住んでみたらマレーシアの南国独特の時間の流れにすっかりはまったビール好きライター。旅は自分で車を運転していくのが好き。ビーチで夕日を見ながら一杯!が至福の時間。

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