こんにちは!マレーシア在住のライター Yuuuuです。
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今回のテーマは「マレーシアの首都・クアラルンプール近郊の日本人に人気な6エリア」です。
マレーシアへの就職や移住が決まったら、次に考えるのは「住む場所や家」ですよね。
マレーシアの首都・クアラルンプール近郊には、電車や地下鉄が多く通る市内中心部から、緑の多い閑静な住宅地、外国人が多く住むエリアまで、さまざまなエリアがあります。
この記事を読むと、日本人に人気の6つのエリアの特徴やポイントがわかり、クアラルンプール周辺で住みたいエリアが明確になります。
是非最後まで読んでみてくださいね!
マレーシアで日本人が多く住むエリアの特徴とは?
マレーシアの首都・クアラルンプール近郊にある、日本人が多く住むエリアには以下の特徴があります。
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このように、日本人が住みやすい条件にマッチしているエリアに日本人が集中しています。
初めてマレーシアに住む方や、住むにあたってさまざまな不安がある方は、これから紹介する「住みやすい」「安心できる」エリアから住む家を探すといいでしょう。
(1)Mont Kiara/モントキアラ エリア
高級住宅地として知られるMont Kiara(モントキアラ)は、クアラルンプールの中心部KLCCから車で約15分ほどの場所に位置するエリアです。
エリア全体がひとつの街になっており、ショッピングモールやショップ、レストラン、会社など、エリア内で必要なものはほぼ揃う点が特徴。
30階以上の高級コンドミニアムが多く集まっていて、日本人以外にも韓国、中国、欧米など、さまざまな国出身の外国人が多く住んでいます。
クアラルンプール日本人学校やインターナショナルスクールへ向かうスクールバスのバス停が多くあるので、お子さま連れの移住ならまず候補に挙がるでしょう。
比較的治安が良く、美容院や病院、日本食レストランが多くあり、日本語が通じる場所が多いので、初めての海外移住や、英語に自信がない方は住みやすい環境です。
《基本情報》
・最寄駅:なし(鉄道路線の駅からは遠いため、主に自家用車かタクシー移動が前提) ・KL中心部(※)までのアクセス:15〜30分ほどだが、渋滞しやすい ・主な居住者:駐在員、ファミリー層、MM2Hビザ保持のリタイアメント層 ・主なショッピングモール、ショップが集まる場所: ◇1 Mont Kiara ◇163 Retail Park ◇Publika ◇Plaza Mont Kiara ◇Solaris Mont Kiara |
(※)KL中心部とは、PETRONAS Twin TowersがあるKLCCエリアや繁華街のBukit Bintangエリアを指す
(2)Bangsar(バンサー) エリア
Bangsar(バンサー)は、Mont Kiara(モントキアラ)と並び高級住宅地として知られるエリア。
クアラルンプールの中心部から車で約15分の場所にあり、高級コンドミニアムやリンクハウス、ヴィラなど多くの住居が集まっています。
オフィスの多いKLCCやPetaling Jaya(ペタリンジャヤ)、Shah Alam(シャー・アラム)といったエリアへ30分以内でアクセスできる好立地で、日本人をはじめ、欧米人や外国人富裕層が多く住んでいるのも特徴。
Bangsar(バンサー)エリアは丘となっているので眺めが良く、日本食レストランや日本食材を多く扱うスーパー、日本語OKの病院があり、クアラルンプール日本人学校へのスクールバスも停車するなど、利便性が高く日本人に人気のエリアです。
《基本情報》 ・最寄駅:KTM Bangsar,LRT Bank Rakyat Bangsar,MRT Pusat Bandar Damansara ・KL中心部までのアクセス:約15分ほど ・主な居住者:駐在員、ファミリー層 ・主なショッピングモール、ショップが集まる場所: ◇Bangsar Village ◇Bangsar Shopping Center(BSC) ◇Bangsar Baru |
(3)Desa Park City(デサパークシティ)エリア
Desa Park City(デサパークシティ)はクアラルンプール市内北側に位置する、緑あふれる新興住宅地。
Gated(ゲーティド)と呼ばれ、エリアへの入り口が2ヶ所しかないので、セキュリティレベルが高く、比較的治安がいいエリアです。
イスラム教では犬はタブーな動物とされていることから、マレーシアの多くの住居で犬を飼うことができません。
Desa Park Cityにはペット可物件やペットOKの公園やレストランが多く、マレーシアでは希少なペットフレンドリーエリアとなっています。
エリア内に病院やスーパー、学校が集まっており、緑が多いので住みやすいでしょう。
クアラルンプール日本人学校行きのスクールバス停留所はないため、注意が必要です。
《基本情報》 ・最寄駅:なし(鉄道路線の駅からは遠いため、主に自家用車かタクシー移動が前提) ・KL中心部までのアクセス:20〜30分ほど ・主な居住者:駐在員、ファミリー層、ペット同伴 ・主なショッピングモール、ショップが集まる場所: ◇The Waterfront @ ParkCity ◇Plaza Arkadia |
(4)KLCCエリア
Kuala Lumpur City Centre(通称KLCC)エリアはクアラルンプールの中心地です。
マレーシアのシンボルであるPETRONAS Twin Towers(ペトロナスツインタワー)を中心に、周辺にはKLCC Park(KLCC公園)、水族館、高級ブランドやISETANが入居するモール「Suria KLCC」、名門5ツ星ホテル、オフィスビルが隣接しています。
高級コンドミニアムやオフィスビルなどの高層ビルが立ち並び、繁華街ブキッビンタンにも徒歩10分と好立地です。
《基本情報》 ・最寄駅:LRT KLCC,Dang Wang,Ampang Park、モノレール Bukit Nanas,Raja Chulan ・主な居住者:駐在員、ファミリー層、単身世帯 ・主なショッピングモール、ショップが集まる場所: ◇Suria KLCC ◇PAVILION Bukit Bintang ◇Lot10 |
(5)TTDIエリア
Taman Tun Dr. Ismail(通称TTDI)エリアは、東南アジア最大のショッピングモール「1Utama(ワンウタマ)」やIKEAなどが集まり、繁華街Bukit Bintang駅まで直通の駅もある大変便利なエリアです。
リンクハウスや戸建ても多くあり、ローカルの方からも人気があります。
※リンクハウス:両端が隣家とつながっている連棟式物件
「TTDI Wet Market」では、新鮮な食材や豚肉を安く買うことができるので、ローカルや外国人問わず多くの人が利用します。
これまで紹介したMont KiaraやBangsar、KLCCとは違い高層ビルも多すぎず、日系のお店もありつつほどよいローカル感が残るエリアなので、現地の雰囲気を楽しみたい方や都会すぎない場所で生活したい方におすすめです。
《基本情報》 ・最寄駅:MRT Taman Tun Dr Ismail(TTDI),Bandar Utama,Mutiara Damansara ・KL中心部までのアクセス:約20〜30分ほど ・主な居住者:駐在員、ファミリー層、単身世帯 ・主なショッピングモール、ショップが集まる場所: ◇1Utama ◇IKEA ◇TTDI Wet Market |
(6)Saujana(サウジャナ)・Ara Damansara(アラ・ダマンサラ)エリア
Saujana(サウジャナ)・Ara Damansara(アラ・ダマンサラ)は、クアラルンプール日本人学校(小・中学校)やSaujana Golf & Country Clubをはじめとする多くのゴルフ場、ショッピングモール、病院があり大変住みやすいエリア。
エリア周辺に日系企業が多いこと、近くに主要な高速道路があること、クアラルンプールの中心部KLCCやオフィスが集まるBangsar、多くの路線が乗り入れるハブ駅KLSentralに直通する駅があることから、交通アクセスも良好です。
日本食レストランや日系のクリニック、塾、美容院なども増えており、多くの日本人ファミリーやMM2Hビザを持つリタイアメント層から、現地で働く単身者も多く住んでいます。
《基本情報》 ・最寄駅:LRT Ara Damansara,Lembah Subang ・KL中心部までのアクセス:約20〜30分ほど ・主な居住者:駐在員、ファミリー層、単身世帯、MM2Hビザ保持のリタイアメント層 ・主なショッピングモール、ショップが集まる場所: ◇Citta Mall ◇Oasis Village Ara Damansara |
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いかがでしたか?
この記事が移住や引越しの際のお役に立てば幸いです。
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