こんにちは、マレーシア在住のライターパンダンです。
近年のマレーシアでは、クアラルンプールを中心に無料Wi-Fiスポットが増えてきています。
とはいえ、旅行でも短期滞在でも、まずは通信手段をしっかりと確保しておきたいものです。
そこで今回は、マレーシアのプリペイドSIMカードをいくつかご紹介します。
マレーシアの通信会社のSIMについて
マレーシアでは、旅行や短期・長期滞在に便利なチャージして使うプリペイドSIMカードが普及しています。
もちろんポストペイド(月払い)も可能ですが、通信会社によっては日本と同様に、契約期間の縛りがあったりします。
滞在期間が長くない方には、プリペイドの方が便利かもしれませんね。
今回はご紹介するのは、SIMカード購入時の参考となるような基本情報が中心です。
プランや契約内容はどんどん変更されるため、最新情報を知りたい方は、下記に掲載している各社のWebサイトより確認してください。
さて本題に入ります。
マレーシアでは空港、コンビニ、モールなどにある代理店をはじめ、さまざまな場所でSIMカードを購入することができます。通信会社のマークを目印に探しましょう。
ただし、アクティベイト(実際に使えるように開通させる作業)に不安がある方は、代理店ではなく通信会社のショップで直接購入し、そのまま設定してもらうと良いでしょう。
※旅行など短期滞在される方は、日本のSIMカードをなくさないように注意!
マレーシアの玄関口、KLIA空港でSIMカードを購入
クアラルンプール国際空港(Kuala Lumpur International Airport)には、マレーシア航空をはじめメジャーキャリアのハブとなっているKLIA空港ターミナルと、エアアジア・エックス(AirAsia X)を中心としたLCCの発着拠点となるKLIA2空港ターミナルがあります。
どちらのターミナルでも到着ゲート(Arrival Gate)を出るとすぐに、マレーシアの主な通信会社のショップが見つかります。
プリペイドSIMカードは通信会社によってプランが異なります。大まかにはRM3(約90円)で1日から利用でき、「データのみ」「データ+通話」「データと通話プランを自分で選んで組み合わせる」となっています。
※RM・・・マレーシアリンギット。マレーシアの通貨単価です。
なお、長期滞在の方は電話番号の取扱いに注意しましょう。
プリペイドSIMで付与された電話番号を銀行や不動産屋などに登録をしてしまうと、他の通信会社に変更する際にMNP(携帯電話番号ポータビリティ)ができないことがあります。
後から通信会社の変更を考えているのなら、事前にMNPが可能であるか聞いてみることをおすすめします。
※MNP(携帯電話番号ポータビリティ)・・・電話番号を変更せず他のキャリアに乗り換えること。
マレーシア国内の通信会社のプリペイドSIM
【マキシス(Maxis)】
マレーシア最大手の通信会社です。プリペイドSIMはホットリンク(Hotlink)というブランドになります。
まずはスターターパックと呼ばれている、SIMカードをRM10(約272円)で購入します。
基本的には5日間有効の通話や、2日間有効の300MBのデータ、トップアップ(チャージ)に使えるクレジットがRM5(約136円)などとなっています。
SIMを購入したら、専用アプリをダウンロードしましょう。
以降はトップアップの残高、データの使用量や期限などをワンストップで管理することができます。
Hotlinkの詳細はこちら
【デジ(digi)】
パスポートを提示することで、海外からの旅行者専用のトラベラーズSIMを購入できます。
データ2GB+国内通話10分+国外通話10分で1週間有効のRM20(約545円)、データ10GB+国内通話30分+国外通話30分で15日有効のRM40(約1,090円)があります。
ちなみに、公式サイトでは1週間で2GBではなく9GBと書いてありますが、実はFacebookやWhatsUPなど、SNS用のデータとして毎日1GBずつ分割でもらえる分が7GB、ネットで使える分が2GB、というシステムなのです。
digiの詳細はこちら
【セルコム(Celcom)】
まずはRM10(約270円)でスターターSIM「Xpax」を購入します。1日、1週間、1ヶ月とプランが選べるのが特徴です。
料金は1日利用で3GB、RM3(約81円)から。期間限定ですが、同じ料金で3倍のデータがもらえるSNS10GB無料、といったプロモーションもあります。使わなかったデータは持ち越しできますが、プロモーションは使用期限が決まっているため注意しましょう。
Celcomの詳細はこちら
【ユーバイル(U Mobile)】
18歳以上の方でパスポートを提示すると、旅行者用のSIMカード自体は無料でゲットできます。
ただし、アクティベイトした後に最低RM30(約820円)のトップアップが必要です。
代表的なプランはUMI26で、1ヶ月RM26(約709円)でデータ2.5GB+期間内に無制限で利用できる音楽アプリ、チャットアプリ、WAZE(マレーシアで非常に有名なナビゲーションアプリ)などが付帯してきます。
UMI36は、RM36(約982円)でデータ7.5GB。同じように期間内無制限のアプリに加え、時間帯によってはYouTubeのストリーミング放題などが付帯してきます。
U Mobileの詳細はこちら
マレーシアでSIMカードを選ぶ時のポイント
以上の4社をはじめ、最近はサードパーティ的な通信会社もいくつか見られます。
個人的ではありますが、選ぶ基準としてはトップアップのしやすさを重視しています。
各社オンラインでもトップアップできますが、慣れないうちは通信会社のショップやコンビニで、現金でチャージするのが楽かと思います。
また、マレーシアでは無料wi-fiを提供しているレストランやファストフードが多いのも魅力。パスワードはレシートに書いてあったり、お店の壁に貼ってあったり、スタッフに尋ねると教えてくれたりします。
ただし、野良無線LANはパスワードを抜かれるなどのリスクも考えられるため、自己責任で利用しましょう。
ちなみに、マレーシアの回線速度は都市部では基本4G(LTE)なのでサクサクです!
SIMカードを上手に利用して、マレーシアを快適に過ごしましょう。
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