【2022年最新版】マレーシア|SIMカードの購入場所・手順と主な通信会社4社の比較

こんにちは、マレーシア在住のライターパンダンです。

 

マレーシアでの生活・お役立ち情報を発信中!

 

今回のテーマは「マレーシアのSIMカードの購入場所と通信会社の比較」です。

 

目的地までの行き方を地図アプリで調べたり、伝えたい内容を翻訳アプリで英語に変換したり、配車アプリでタクシーを呼んだり‥と、インターネットを使う場面はさまざま。

 

マレーシアへの旅行や生活する上で、インターネット事情やスマホを使うために必要なSIMカードの購入方法や種類など、気になりますよね。

 

「マレーシアでスマホやパソコンを使うにはどうしたらいいの?」「どんな通信会社やSIMがあるの?」という方に向けて、この記事ではマレーシアのインターネット事情から、マレーシアの主なSIM会社4社、SIMカードを選ぶポイントまで紹介します。

 

マレーシアのインターネット事情

近年マレーシアでは、首都のクアラルンプールを中心にバスやレストラン、ショッピングモール、空港などさまざまな無料Wi-Fiスポットが増えています。

 

メールアドレスや電話番号を入力するだけでWi-Fiを使用できたり、入り口や店内にWi-Fiのパスワードが書かれているか、スタッフに聞けばパスワードを教えてくれたりと、大変便利。

 

屋内の無料Wi-Fiは充実しているものの、屋外では使用できないことやセキュリティに不安があるのがデメリット。

 

短期旅行であれば、無料Wi-Fiスポットだけでインターネットを利用したり、日本から海外旅行向けのWi-Fiルーターをレンタルしたりする方法もあります。

 

マレーシアに長期滞在する方や屋外でいつでもどこでもスマホを使いたい方は、「SIMカード」を購入するのがおすすめです。

 

次は「SIMカード」が購入できる場所や購入時の注意点を紹介します。

 

▼マレーシアのフリーWi-Fiについてくわしくはこちら▼

 

マレーシアのSIMカードの購入場所と購入手順

マレーシアSIM

マレーシア入国後に慌てないためにも、SIMカードが購入できる場所や購入するまでの流れなど、事前に知っておきたいですよね。

 

まずは、SIMカードの料金プランや主な購入場所、購入手順を確認しておきましょう。

 

◆目的や用途でSIMカードを選ぼう

マレーシアでは、旅行や短期・長期滞在に便利なチャージして使うプリペイドSIMカードが普及しています。

 

もちろんポストペイド(月払い)も可能ですが、通信会社によっては日本と同様に、契約期間の縛りがあったりします。

 

滞在期間が長くない方には、必要なときにプランを購入するプリペイドの方が便利かもしれませんね。

 

プランや契約内容はどんどん変更されるため、最新情報を知りたい方は、下記に掲載している各社のWebサイトより確認してください。

 

◆SIMカードはどこで購入できる?

マレーシアでは空港、コンビニ、モールなどにある代理店をはじめ、さまざまな場所でSIMカードを購入することができます。

 

通信会社のマークを目印に探しましょう。

 

ただし、アクティベート(実際に使えるように開通させる作業)に不安がある方は、代理店ではなく通信会社のショップで直接購入し、そのまま設定してもらうと良いでしょう。

 

おすすめの購入場所は、クアラルンプール国際空港(Kuala Lumpur International Airport)です。

 

 

クアラルンプール国際空港(Kuala Lumpur International Airport)には、マレーシア航空をはじめメジャーキャリアのハブとなっているKLIA空港ターミナルと、エアアジア・エックス(AirAsia X)を中心としたLCCの発着拠点となるKLIA2空港ターミナルがあります。

 

どちらのターミナルでも到着ゲート(Arrival Gate)を出るとすぐに、マレーシアの主な通信会社のショップが見つかります。

 

プリペイドSIMカードは通信会社によってプランが異なります。大まかにはRM3(約90円)で1日から利用でき、「データのみ」「データ+通話」「データと通話プランを自分で選んで組み合わせる」となっています。

 

※RM・・・マレーシアリンギット。マレーシアの通貨単価です。

 

◆SIMカードの購入手順は?

いくつかの通信会社からSIMカードが販売されていますが、どの通信会社のSIMカードを購入しても、購入手順はほとんど同じです。

 

《SIMカードの購入手順》

1:SIMカードショップでSIMカード(スターターパック)とプランを購入

2:店舗スタッフがスターターパックを開封しSIMカードを取り出す

3:店舗スタッフに携帯電話とパスポートを渡し必要な登録をする

4:携帯電話とパスポートを受け取り、携帯電話が問題なく繋がるか確認する

5:通信状態に問題なければ、料金を支払い完了

 

マレーシアの主なSIMカード4社比較

マレーシアでは主に4つの通信会社からSIMカードが販売されています。

 

SIMカードの価格や主なプラン、特徴を確認して、どのSIMカードを購入するか決めましょう。

 

【マキシス(Maxis)】

マレーシアSIM

 

マレーシア最大手の通信会社です。プリペイドSIMはホットリンク(Hotlink)というブランドになります。

 

まずはスターターパックと呼ばれている、SIMカードをRM10(約272円)で購入します。

 

基本的には5日間有効の通話や、2日間有効の300MBのデータ、トップアップ(チャージ)に使えるクレジットがRM5(約136円)などとなっています。

 

SIMを購入したら、専用アプリをダウンロードしましょう。

 

以降はトップアップの残高、データの使用量や期限などをワンストップで管理することができます。

 

Hotlink公式サイト:http://www.hotlink.com.my/en/plans/red.html

 

Hotlink専用アプリについてはこちら

 

▼Hotlinkのプランについてはこちら▼

 

【デジ(digi)】

 

パスポートを提示することで、海外からの旅行者専用のトラベラーズSIMを購入できます。

 

データ2GB+国内通話10分+国外通話10分で1週間有効のRM20(約545円)、データ10GB+国内通話30分+国外通話30分で15日有効のRM40(約1,090円)があります。

 

ちなみに、公式サイトでは1週間で2GBではなく9GBと書いてありますが、実はFacebookやWhatsAppなど、SNS用のデータとして毎日1GBずつ分割でもらえる分が7GB、ネットで使える分が2GB、というシステムです。

 

digi公式サイト:https://www.digi.com.my/

 

【セルコム(Celcom)】

 

まずはRM10(約270円)でスターターSIM「Xpax」を購入します。1日、1週間、1ヶ月とプランが選べるのが特徴で、料金は1日利用で3GB、RM3(約81円)から。

 

期間限定ですが、同じ料金で3倍のデータがもらえるSNS10GB無料、といったプロモーションもあります。

 

使わなかったデータは持ち越しできますが、プロモーションは使用期限が決まっているため注意しましょう。

 

Celcom公式サイト:https://www.celcom.com.my/personal/prepaid

 

【ユーバイル(U Mobile)】

 

18歳以上の方でパスポートを提示すると、旅行者用のSIMカード自体は無料でゲットできます。

 

ただし、アクティベートした後に最低RM30(約820円)のトップアップが必要です。

 

代表的なプランはUMI26で、1ヶ月RM26(約709円)でデータ2.5GB+期間内に無制限で利用できる音楽アプリ、チャットアプリ、WAZE(マレーシアで非常に有名なナビゲーションアプリ)などが付帯してきます。

 

UMI36は、RM36(約982円)でデータ7.5GB。

 

同じように期間内無制限のアプリに加え、時間帯によってはYouTubeのストリーミング放題などが付帯してきます。

 

U Mobile公式サイト:https://www.u.com.my/traveller-sim

 

マレーシアでSIMカードを利用する際の注意点

マレーシアSIM

 

ここまで、マレーシアのSIMカードについて紹介しました。

 

最後にSIMカードを利用する際の注意点を紹介します。



SIMカードを挿入して使用できるのは、SIMフリーの端末かSIMロックを解除している端末のみ

SIMロックされている端末では現地のSIMカードが使用できません。

 

DOCOMOやau、ソフトバンクといった日本の3大キャリアで契約した端末の多くはSIMロックされている可能性があります。

 

SIMカードが使用できるか事前に確認しておきましょう。

 

端末から取り出したSIMカードをなくさないようにする

SIMカードは大変小さく、なくしやすいです。

 

今後も日本のSIMカードを使用する予定がある場合、なくしてしまうと日本で使用していた電話番号が使用できなくなります。

 

まとめ

マレーシアでは至る所で無料Wi-Fiが利用できたり、都市部の回線速度は基本4G(LTE)で快適に使用できたりと、インターネット環境は充実しています。

屋外屋内関係なく、いつでも利用できる「SIMカード」を上手に利用して、マレーシアを快適に過ごしましょう。

野生の勘を磨け!

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パンダン(外部ライター)

暑いところが大嫌いだったはずが、住んでみたらマレーシアの南国独特の時間の流れにすっかりはまったビール好きライター。旅は自分で車を運転していくのが好き。ビーチで夕日を見ながら一杯!が至福の時間。

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