近年、日本人の海外旅行先として急速に人気を集めている国、ベトナム。
日本よりも物価が安く、円安となっている今でも財布を気にせず十分に満喫できます。せっかく旅行するならば、なるべく自国の通貨を良いレートでお得に両替したいですよね。
近々ベトナムに旅行を計画されている方の中には、「なるべくレートの良い現地の両替商でお得に円を両替したいが、日本の新紙幣は取り扱ってくれるのか?」と疑問に思っている方がいるのではないでしょうか。
その疑問に答えるべく、ホーチミンに在住している筆者が、現地両替商で日本の新紙幣を両替できるのか、実際に検証してみました。また、今回はホーチミンにある評判の良い二つの両替商にて実施しましたので、ホーチミン旅行を計画されている方は下記で紹介している場所に行くことをおすすめします。
ぜひ最後までお読みください。
検証結果
結論からいうと、2025年1月時点、ホーチミン市内で評判の高い両替商の両方で日本の新紙幣は両替可能でした。
今回訪れた2つの両替商の店舗情報および詳細な実施結果は以下になります。
*実施日のレート 1円=160.88ドン (2025年1月時点)
1, HA TAM Jewelry (ハータム・ジュエリー)
市内で最も好条件で両替できると評判が高く、人気の観光地であるベンタイン市場の近くにあるため観光ついでに立ち寄ることができる立地です。
両替結果 ¥10,000→1,620,000ドン
訪問日時:2025/1/12(日曜) 午前10時頃到着
所要時間:10分程度
日曜であることからか、到着時すでに人だかりがあり、ざっと数えると20人くらいが待機していました。
窓口は4つほどあり、今回は1番右の列に並びました。
並び始めて8分ほど待つと自分の番になり、担当者にお金を渡すよう促されます。
今回は新紙幣1万円札を使用します。
担当者は紙幣を受け取り、すぐに手元の計算機で金額計算を始めます。
その後、1万円札を後ろのデスクに渡していました。
どうやら、後ろにあるデスク担当の人が両替(日本円をドン札に交換)してドン札を渡すシステムであるようです。
2分ほど待つと、他の従業員がおそらく筆者の分であろうドン札を担当者に渡します。
紙幣を数え金額が合っているか最終確認し、相応のドン札とおそらく計算に使用したメモ用紙を筆者に渡してくれました。
受け取り次第、メモ用紙の金額と同額を受け取っているかその場で金額確認することをおすすめします。
ただし、現金を持っているとすぐに周囲にいる物乞いが寄ってきてお金をせびられたので、バックの中で数えるなど、周りから見えないように金額確認をしましょう。
【店舗情報】
2, Money Exchange 59(Quầy Thu đổi Ngoại tệ Eximbank 59)
ホーチミンの人気エリア・ドンコイ通りにあるこちらも評判の良い両替商です。
結果 ¥10,000→1,620,000ドン
訪問日時:2025/1/12(日曜) 午前10時40分頃到着
所要時間:3分程度
こちらは到着時点で並んでいる人はおらず、中に入ると観光客が2組ほど両替していました。
窓口の前につくやいなや店員に両替を催促され、こちらでも同様に新紙幣1万円札を渡します。
1万円札を引き取ると、担当者は一般的な電卓で「1,620,000」と金額を提示してくれます。
筆者がその金額で承諾した素振りを見せると、担当者の座っている机の引き出しから、ドン札を出してくれます。
こちらの店舗は先ほどの店舗とは異なり計算用紙はなく、お札のみ渡されます。
また、お金をしまってから店の外に出るよう店舗内に案内が記載されているため、必ず受け取ったお金をバッグの中にしまってから店の外に出ましょう。
実際に、店舗前で財布を出し始めた観光客には店員が注意していたため、これは観光客を守るために徹底されているようです。
【店舗情報】
まとめ
いかがでしたか?
この記事が、ホーチミン旅行を計画している皆さんの両替に関する不安を少しでも解消できたなら嬉しいです。
お得に両替して、現地での旅行を最大限に楽しんでくださいね。
その際、持参する日本円は新紙幣でも問題ございません。
それでは、素晴らしい旅の時間をお過ごしください。