都心バンコクのど真ん中、潤い与えるベンジャシリ公園

タイは、ASEAN経済共同体(AEC)における中心国ということもあり、ここ数年政策とともに都市化が更に進んでいる気がします。

ビルだらけになっているバンコク中心部ですが、ふと緑のたくさんある場所を見かけるとなんとも落ち着きますね。街中で緑の多い場所といえば、バンコクで日本人の多く住むプロンポンエリア(Phrom Phong)にある駅の近く公園、ベンジャシリ公園(Benchasiri Park/ベンチャシリ公園とも呼ばれる)が住民の憩いの場所となっています。

そんな癒しスポット、ベンジャシリ公園について、ご紹介します。

 

ベンジャシリ公園の開園時間とアクセス

ベンチャシリ公園-1

ベンジャシリ公園は、シリキット王妃(プミポン国王:ラーマ9世の王妃)の還暦を祝い、1992年8月5日に開園しました。なんでもその日開園した時間は、5時55分だったとか。今の開園時間は、5時から21時まで。

 
ベンチャシリ公園の最寄り駅、BTSプロンポン駅

ベンジャシリ公園へのアクセスは非常によく、BTSプロンポン駅(Phrom Phong)6番出口の階段を降りるとすぐに入園口があります。

 

ベンジャシリ公園内の様子

ベンチャシリ公園-2

プロンポン駅から降りたベンジャシリ公園の入口は、お堀のようになっていてちょっと風雅な感じ。
公園の門をくぐり、公園内へ入って行くと広場になっており、ときどき舞台が設置されコンサートなども行われます。

 
ベンチャシリ公園-3

さらにジョギングにも利用される遊歩道に沿って歩くと、公園の中央には、大きな人工池があります。それを囲むように要所にモニュメントが設置されており、ちょっとした彫刻の森っぽさもいい感じ。

 
ベンチャシリ公園-4

遊歩道の脇にあるベンチに座る人たちもさまざま。
ランチタイムに同僚とフルーツを片手に談笑するOLや、ビジネスタイムに仕事をしている会社員、また、授業は?会社は?という感じにベンチに横になる制服姿の人など(笑)旅先のヒューマンウォッチングなんかも面白いですね。

池越しに見える近代的なビルは、お昼の時間もいいですが、夜はビルの灯りが映えるのできれいですよ。

 

子ども・若者が楽しめる設備もあり

ベンチャシリ公園-5

また、家族連れや運動目的の人にもベンジャシリ公園は人気です。タイの公園には、必ずといっていいほど子供の遊具があります。なかなか充実したものが多く、ここベンジャシリ公園でも子供たちが喜びそうな遊具がたくさん。そのため、休日には家族連れの利用者が多く、子供たちが元気よく遊んでいる姿を目にします。

 
ベンチャシリ公園-6

バスケットボールやバレーボールなどができるコートもあるので、若者の利用者に人気です。

 

フィットネスゾーンで鍛えるタイ男性たち

ベンチャシリ公園-7

その他、これもタイの公園ではよくあるものですが、フィットネス系の器具が設置されており、同じくベンジャシリ公園も例外ではなくフィットネス系器具が配置。

それらを利用して、屈強そうな男性たちがひたすら体を鍛えているという、ちょっと不思議な光景を見かけることがあります。

 

いかがでしょう。
エンポリアムデパートのすぐ隣りにありますので、ショッピングの合間に公園で涼やかに散歩もいいですね。


ベンジャシリ公園(Benchasiri Park)
【開園時間】5:00~21:00
【住所】สุขุมวิท22-24 Khwaeng Khlong Tan, Khet Khlong Toei, Krung Thep Maha Nakhon 10110 タイ

寒冷地好き

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寒冷地好きのくせにバンコクに住んで3年。内省的な創作活動も陽気なタイではさっぱり似合わず。しかし独特の個人主義というか堪え性のないこの国の気質に呆れつつ助けられつつの毎日を過ごしております。

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