バンコク庶民の台所!ローカル色満点の「クロントゥーイ市場」

東南アジア全般で、庶民の生活に欠かせないのが市場ですね。

バンコクにもさまざまな規模の市場がありますが、最大規模はクロントゥーイ市場(Khlong Toei Market)。バンコク中から食材を求めて人々が集まってくるクロントゥーイ市場は、強烈なローカル色を放つ庶民の台所なんです。

 

バンコク最大規模!クロントゥーイ市場ってどんなところ?

バンコク最大の市場で、長辺およそ600mの広い敷地に、魚介から肉、野菜、果物まであらゆる食材が並んでおり、普段から多くの買い物客でにぎわっている。

クロントゥーイ市場は、クロントイ市場などとも呼ばれるバンコク最大の市場で、長辺およそ600mの広い敷地に、魚介から肉、野菜、果物まであらゆる食材が並んでいます。

飲食店の食材仕入れから一般家庭の買い物まで幅広く利用されており、高級食材を取り揃えたオートーコー市場とは異なる、まさに庶民のための市場です。

 

クロントゥーイ市場への行き方

MRT地下鉄のクイーンシリキットナショナルコンベンションセンター駅の一番出口をでた出た先の歩道橋

クロントゥーイ市場の最寄り駅は、MRT地下鉄のクイーンシリキットナショナルコンベンションセンター駅(Queen Sirikit National Convention Center Station)。

同駅の1番出口を出て、ラマ3世通り(Rama3 Road)を南方面へ下っていきます。しばらく行くとラマ4世通り(Rama4 Road)との交差点に出ますので、その交差点を越える陸橋を渡りましょう。するとすぐに市場があります。

 

各売り場をまわってみよう!

市場内は薄暗くお店が密接しています。バンコク庶民の暮らしぶりを肌で感じることができるスポットです。。

テントの下にはさまざまな食材が所狭しと並んでいます。
ローカル市場なので、並べるというより豪快に積み上げられた状態。慣れない人には苦手な生物のニオイも漂っていたりと、なかなか快適に見物できる場所ではないかもしれません。

しかし、バンコク庶民の暮らしぶりを肌で感じることができる面白いスポットです。クイーンシリキットナショナルコンベンションセンター駅を背にしてラマ3世通りの左側は敷地面積が最も広く、主に生の食材を扱っています。右側には惣菜などもあり、食事もできます。

 

新鮮な生きた魚介類

新鮮なカニやイカが並べられています

やはり魚介類が並んでいると“市場らしさ”を感じますね。

多くの魚が並べられており”市場らしさ”を感じることができます。また淡水魚・海水魚とわず並べられており非常に種類が豊富です。

海鮮から淡水魚まで種類も豊富。ナマズなどは活きが良くてトレーから脱走する姿もしばしば見かけます。
タイ料理では、貝やイカもポピュラーな食材であるため、売り場では多く見られます。

 

日本ではあり得ない肉の山積み

店頭に積み上げられたお肉の山。日本ではまずみることのできない景色です。

肉!肉!とにかく肉!
日本で、ガラス越しに見ていた冷凍保存された肉は一体何だったのでしょうか。ここは熱帯地域のタイ。こういった肉の山積みの光景は他の市場でもよく見られますが、初めてタイの市場を訪れる人は大いに面食らうことでしょう。

 

市場名物?果物もやっぱり高く山積み

天井に届くほど高く積まれたスイカの山です

市場の面積も大きければ売り方も大きいようです。
スイカは天井に届くほどの高さで、スイカピラミッドが作られています。野菜も馬の餌のごとく山積み。かなり安そうです。

 

いかがでしょう。
ローカル色豊かな市場をまわると、バンコクの庶民生活の様子をより理解できて楽しいですね。きれい好きの方にはちょっと辛い面もありますが、貴重な体験になること間違いなしのスポット、クロントゥーイ市場でした。

ではまた~


クロントゥーイ市場(Khlong Toei Market)
営業時間:午前6時から翌午前2時まで
住所:Khwaeng Khlong Toei, Khet Khlong Toei, Krungthep Mahanakorn 10110

寒冷地好き

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寒冷地好きのくせにバンコクに住んで3年。内省的な創作活動も陽気なタイではさっぱり似合わず。しかし独特の個人主義というか堪え性のないこの国の気質に呆れつつ助けられつつの毎日を過ごしております。

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