日本のカルチャーをタイで発信するJAPAN EXPO THAILAND 2018(ジャパンエキスポタイランド 2018)が、去る1月26日(金)~28日(日)の3日間、セントラルワールドプラザにて開催されました。
今年で4回目となるこのイベント。
年々知名度と人気が増し、約50万人を動員する程のビッグイベントとなっています。
日本の豪華なアーティストが参加する、タイの一大イベント!
ジャパンエキスポタイランドの呼び物といえば、やはり毎年やって来る日本のアーティストでしょう。
タイでは、ジャパンエキスポが定着する以前から、日本のアイドルのライブなどは長く行われており、日本の芸能人を受け入れる土壌は培われていました。
そして2017年には、タイでもバンコクの48グループ「BNK48」がついに発足。今年も来タイしたAKB48を一目見ようと大勢のファンが押し寄せました。
また、前年はタイでも絶大な人気のピコ太郎さんがゲストで、今年はなんと、松崎しげるさんが登場。
「なぜ松崎しげるさんが?」そう思う方も多いでしょう。
実はその昔、タイのCMで「君がいればそれでいい」という松崎しげるさんの歌が使われたことがあり、未だにその曲はある程度の年齢層にはよく知られているようで、最近その曲をオーディション番組で歌った女性歌手がブレイク。松崎しげるさんの歌が再び脚光を浴びることとなったのが今回の参加のきっかけだったようです。
タイの人々に日本の味を伝える
タイにおいて日本食はすでに、ひとつの食事のジャンルとして浸透しています。
バンコクには日本食のお店や日本食材で溢れていますが、このようなイベントにはご当地グルメも出店されることが多く、暑い屋外ブースでもみなさん列を作って日本の味を楽しんでいました。
屋内では企業ブースが数多く出展
2013年にタイ人への短期ビザ免除が発令されてから、日本を訪れるタイ人の人数は右肩上がりに上昇しており、2017年には90万人のタイ人観光客が日本を訪れました。
そのため、各企業のブースもインバウンドに向けて熱が入っており、内閣府主催のクールジャパンが初出展するなど、タイからのインバウンド需要の注目度の高さを大いに感じます。
また、すでにタイ進出を果たしている企業も多数あり、ビジネスの分野においてもジャパンエキスポは有意義なPRの場であるといえます。
その他にも、一般消費者向けだけでなく、教育面においても日本の学校への留学案内ブースがワンフロア使って設けられていました。留学説明会などが行われ、熱心に聴き入る若者たちの姿も見受けられました。
いかがでしょうか。
ジャパンエキスポタイランドは来年さらにパワーアップして、日タイ交流の架け橋の場となることでしょう。