年々日本人の観光客が増えているベトナム。今はコロナ禍で海外旅行はいけないけど、規制解除になったらベトナムに旅行したい!そんな読者の方も多いはず。しかし、こんなお悩みありませんか?
- ベトナムを旅行するのに一番いい時期はいつだろう?
- 夏休みとお盆、長期休暇を使ってベトナム旅行するならどっちの方がいい?
- 雨季と乾季って経験したことないからよくわからない…
- 雨具って持って行った方がいいの?
この記事を読めば、このような悩みが解決できるでしょう。記事の最後には、雨季乾季のビックリ体験談も書いてありますので、お見逃しなく!
1. ベトナムって季節いくつ?
1-1 北部は四季、南部は乾季と雨季、中部は台風
ベトナムは、3つのエリアに分けることができます。
ハノイの北部エリア、ダナンの中部エリア、そしてホーチミン市の南部エリア
です。中部は、縦に広いので、白馬山脈から上側が北中部、下側が南中部と二つに分けることができます。
1-2 北部には四季がある
首都ハノイを含める北部は、日本と同じように四季がありますが、夏が長く冬は短いのが特徴です。冬は冷たい風が吹き、若干ですが霧雨の日もあります。
1,2月は朝晩の冷え込みが激しく、10度以下になることもあるので、ジャケットやマフラーなど防寒具が欠かせません。雪が降るの山間部だけで、晴天に恵まれる北部の短い冬。11月下旬ごろ~1月が観光に最適なシーズンです。
3,4月も観光に適したシーズンと言われ、春の温かさを感じられる季節です。日本と同じ服装で大丈夫ですが、日によって気温の変化があるので、1枚上着があると安心です。
5月からは湿度も高く蒸し暑い夏が始まります。降水量が増え、1日に雨が降る確率は、5月は30%、8月は50%と雨の確率が高いです。1日の平均気温も31度を超えます。夏休みを利用してハノイに来る人は、日本以上の熱さを感じるかもしれません。快適に旅行するなら、冬と春の時期がおススメです。
しかし、夏場に雨が降ると言っても、15~30分くらいのスコールですので、日本の梅雨のように1日中降り続くわけではありません。雨が止めば観光は続けられます。
観光に最適な時期は冬と春(年末年始・春休み)
冬(11から2月)は、10℃以下になる日も有…防寒具必須
春(3月4月)は、気温の変化が激しい…羽織があるとGOOD
1-3 南部は乾季と雨季
ホーチミンが中心の南部には、四季がなく、雨季と乾季に分けられます。大体雨季が5月~11月、乾季が12月~3月です。4月はちょうど季節の変わり目です。
12月~3月の乾季中は、1日中暑い日が続き、雨がほとんど降りません。12月は朝夕が涼しく、心地よい風が吹き、クーラーなしで寝られる日もあります。
4月は雨季と乾季のちょうど入れ替わり時期。よって、4月の高気温は34度を超え1年で1番気温が高くなり、サングラスがないと日差しが痛いほどです。外に出る場合は、薄手の長袖長ズボンを着用したほうが気温が高くても、体感温度は低く感じられます。
5月~11月の雨季中は、1日に1度スコールに見舞われ、雨具が欠かせません。特に、昼頃と帰宅時間にスコールが降ることが多いです。雷を伴う強い雨で、前が見えない、道路が冠水する大スコールも年に数回起こります。服装は濡れてもいいようなTシャツ短パンがベストです。
スコールは15~30分くらいで収まるので、無理に移動するのではなく雨宿りして待ちます。よって、観光に適しているシーズンは、乾季です。
観光に最適な時期は乾季(冬から春/年末年始・春休み)
乾季(12月から3月)は、晴天続き…サングラス日焼け止め必須
雨季(3月,4月)は、スコール続き…使い捨て雨具を現地調達!
1-4 中部は台風が来る
ダナンが有名な中部の気候の特徴は、台風が多く発生することです。中部は、北中部と南中部に分かれる広い地域なので、北部寄りであれば四季があり、南部寄りであれば、雨季乾季になります。
観光に最適な時期は春・初夏(春休み・ゴールデンウィーク)
夏(8月から10月)は、台風が発生…飛行機欠航の可能性有
2. 現地に来てみてわかったベトナム(南部編)
2-1 天気予報を気にしない人が多い
日本では、時間ごと、エリアごとの詳細な天気予報を参考にして、服装やスケジュールを組んだりしますが、ここホーチミンでは、天気予報を気にしている人が少ないように思います。
私が考えるに、南部人の心構えは「いつ雨が降るかわからないし、降ったら降ったでしょうがない」ということ。そして、チェックするのは天気予報ではなく、空や雲、風や湿度の変化。微妙な変化を5感で察知して、来たる雨に備える。そんなスキルがもう身体に染み込んでいるのではと思います。
2-2 雨を浴びて楽しむ子供たち
「Đừng tắm mưa nhé con!(外出て雨に当たらないでよ!)」と、雨の日のお母さんの注意とは裏腹に、ここぞとばかりに子供たちは道路に飛び出し、びしょぬれになりながら友達と遊んでいる姿を多く見かけます。ベトナム人の子供の頃の思い出のひとつと言えば「雨を浴びる」事だそうです。濡れるために外に出るやんちゃな子どもたちは、田舎でも都会でもベトナムでよく見られる光景です。
2-3 完全防備のベトナム女性達
「何が何でも肌を焼きたくない」という心理は、バイクに乗るベトナム人女性を見ればわかります。バイク移動では、上から、サングラス、マスク、スカーフ、ジャンバー、手袋、長ズボン、靴下、サンダル・・・と完全防備です。おそらく、身に着けるのに1分以上はかかるだろうと予想します。
ミニスカートを履いているそんな日は、日焼け防止の巻きスカートをして運転します。不思議に思うのが、手袋が毛糸であること・・・紫外線カバーになってないと思うんだけどなー…
3. まとめ
ベトナムはS字型に細長い国なので、地方によって気候がずいぶん変わります。全体的に言えるのが、夏休みよりも、年末年始、もしくは春休みを利用してベトナムを訪れたほうが、晴天に恵まれ旅行が十分に楽しめるということ!その際、温度を調整する羽織や日焼け防止グッズを忘れずに!
※今回の記事は、以下を参考にしました。
https://www.arukikata.co.jp/weather/VN/
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