みなさん、ベトナムでは料理に塩をつけて食べるのを知っていますか?
ベトナムには、ライム塩・海老塩・レモン塩・唐辛子塩など、色んな塩の種類があります。
今回、私は素晴らしい塩を作っているベトナムの人々の写真をたくさん見て興味を持ったので、塩の作り方について調べてみました。
ベトナムの塩ができるまで
ベトナムは北部から南部まで海に面していることから、塩産業が盛んです。
引用:http://chuaadida.com/chi-tiet-ve-dep-que-huong-qua-ong-kinh-ba-ngo-thi-binh-4650/
ベトナムの塩産業は、自然条件と立地が大きく影響しています。だからこそ、それぞれの地域で異なる塩の作り方があります。今回は伝統製法である、土作の工程を紹介します。
土壌を整える
朝早くから、土壌を緩める工程が始まります。弱すぎたり詰めすぎたりしてもいけないので、難しいですが、後の工程に影響するとても大切な作業です。
土壌を緩めた後で、塩田に砂を振り掛けます。そしてもう一度土を耕します。
土作の工程が終わったら、海水を引きます。
塩田には海から水を引ける水道管があるので、だんだん海水が土に染みるようになります。
次に、正午12時~午後1時までの間に、塩分を計る機械を使います。それは塩の質を保証するためです。形が塩粒になるくらいに、塩分は25~30までがベストです。
引用:https://dantri.com.vn/xa-hoi/vat-giot-mo-hoi-doi-lay-hat-muoi-1372799001.htm
塩を刈る
それから3日ぐらい待つ必要があります。晴天の中や、風が吹いたりしている間に、塩粒が固まるからです。固まると、農家が塩を刈り取りにいきます。そのとき、泥と砂が塩に混ざらないように、軽く刈ることに注意しなければなりません。
その後、農家は塩を肩に乗せて家まで運びます。あまり暑すぎると、塩を刈り取る作業が遅くなるので、農家は夏の日光を心配しています。塩は商人に売ったり、卸売会社に運ばれます。
まさに“塩辛い”塩産業
引用:https://www.vntrip.vn/cam-nang/di-vung-tau-ghe-tham-ruong-muoi-long-dien-858
塩産業は塩ように辛いと言われています。そうですよね。塩田を焼き付けるくらい暑い晴れ空の下で、苦労しながら働きます。その上、塩の値段は不安定で、とても安いです。
引用:同上
しかし、塩は誰もが必要なものなので、みんなの役に立っていると感じることは幸せなのではないでしょうか。