新型コロナウイルス第7波が依然として猛威を奮っていますね。
海外転職に挑戦したいのにまだ時期的に難しい・・・と思っている方もいらっしゃるのではないのでしょうか?
実はベトナムは世界を見ても、早々に入国制限を緩和し、経済活動を活発化させている国の一つです。
2022年8月現在、コロナ禍前の入国ルールに戻っています。
(新型コロナウイルスのワクチン接種有無不問、ベトナム入国前のPCR検査不要など特有の入国条件がなくなっています)
これからの国の経済成長も楽しみなベトナム。
この記事を最後までお読みいただくと
・ベトナムで働くことの魅力やメリット ・ベトナム転職の注意点 |
がわかり、海外転職実現に向けた一歩目の行動を起こしやすくなるはずです。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
ベトナム転職のメリット
1.国の経済成長が著しいから昇給チャンスが多い
ベトナムはここ5年ほど毎年6-7%前後のGDP成長率を誇る、経済成長著しい国の一つです。
2020年はコロナの影響もあり世界経済が全体的に落ち込む中でも+2.9%とプラスの成長率を見せ、2021年も+2.6%でした。
2022年は+6.0%、2023年は7.2%に加速するとも言われ、見事なV字回復を見せています。
経済成長が著しい国では事業の損益分岐点が日本よりも低いケースが多く、自分の力で事業成長をさせられれば日本ではあまり考えられないスピードで給与がアップしていくというチャンスもあります。
30年間も平均所得が上がらない日本に比べると、これは大きなメリットと言えますね。
2.日系企業の進出が多く仕事選びの選択肢が豊富
ASEAN全体で見るとベトナムへの日系企業進出はタイに次いで第2位!
現在ベトナムには約2000社ほどの日系企業が進出しています。
たくさん日本企業が進出しているということは、ベトナムで転職先を探す際の選択肢が豊富ということ。
主に製造業や建設、商社、IT業などの産業が多く、企業側の人材の需要が大きいのが特徴です。
例えば、製造業や流通業であれば、一定の営業経験があれば法人営業として、経理や総務経験があれば、工場の生産管理などの仕事に就ける可能性もあります。
今まで培ってきた能力を、他分野で発揮し、さらにスキルに磨きをかけていくことが可能です。
3.スタートアップ企業が多く、新しい挑戦がしやすい
経済成長著しい国で、日系企業の進出が増加する状況は、海外転職を目指す日本人にとっては大きなチャンスとしか言いようがありません。
特に進出してまもない企業は、事業推進や現地の人材をマネジメントする役割を果たす日本人を求めているので、取り組む仕事内容も自分の力でどんどん会社を切りひらける/ひらきたい方向けの求人が多いです。
日本国内の企業で、決まったレールをただ走っているのが窮屈だと感じる人にとっては、会社のルールの策定から取り組む事業開発的な仕事はとても魅力的に感じるのではないでしょうか?
またベトナムは現地採用での募集枠も多く、海外転職のハードルは他の国々と比較してもかなり入りやすいと思います。
そんな方向けの求人特集を組んでみました。
めぼしい求人があったら応募してみましょう!
4. 生活費が安く現地採用でもお金が貯まる
生活のスタイルによりますが、大体毎月11−16万円くらいで生活している人が多いようです。
ざっくりとして内訳をお話しすると、弊社社員を見ると
・家賃:約3〜6万円
・毎月の生活費:約7.8~9.3万円
といったところです。
ホーチミンでは、一人暮らしのお部屋であれば5万円以内でも十分な綺麗さと広さのある賃貸物件もたくさんあります。
家賃を抑えれば10万円前後で生活することも夢ではありません。
一方で、ベトナムの現地採用の給与水準はGROSS(グロス:額面)で職種・経験にもよりますが大体1,500USDスタートです。
NET(ネット:手取り)で見ると約1,250USD、日本円で約175,000円です。
※1USD=138円で計算、2022年7月25日現在。
具体的な支給額は入社される企業様にお聞きください。
案件によってはGROSS2,000USD〜スタートのところも多く、少しずつではありますが給与水準が上がってきている印象です。
つまり、ある程度の経験があれば月2,000USD以上の交渉は可能だと思います。
GROSSで2,000USDの月給があれば手取りはおおよそ1,650USD(約229,000円)になるので、毎月11〜16万円ちょっとを生活費として使ったとしても約7〜12万円くらいは貯金にまわせますね。
もちろん十分な経験・キャリアをもって、上位役職を狙えば月4,000USDや5,000USDの案件もそこそこあります。
5.ベトナムはWi-Fiスポットが多い
さまざまな国に旅行をしているベトナム在住者が口を揃えていうのが、ベトナムはWi-Fiが繋がりやすいということ。
ローカルのカフェやレストランでも無料Wi-Fiが設置されていることがほとんどで、とても便利です。
パスワードが必要な場合がほとんどですが、レシートに書いてあったり、店員さんに聞くと快く教えてくれます。
そしてインターネットスピードも普通に仕事をする分には問題なく使える場合が多く、ハイランズコーヒーやThe Coffee houseなどのチェーン店に至ってはオンラインミーティングまで出来てしまうほどです。
ちょっと仕事の気分を変えたい時、勉強をしたい時など、いろんな選択肢があるのは嬉しいことですね。
6.比較的治安が良い
外務省が出している海外安全ホームページでは ”現在のところ、殺人、強盗等の凶悪犯罪の発生は少ないものの、外国人住居への忍び込み、繁華街周辺でのひったくり、スリや置き引き等の窃盗事件が発生しています。” とあります。
実際生活をしていても、10年のうちでひったくりにあったのは1回※と、比較的治安が良いと言えるのではないでしょうか。
※大通りの横断歩道を渡っていたところ、肩にかけたショルダーバックを
ひったくられた経験有。
しかし、下記は普段から注意しましょう。
・スマートフォンはズボンのポケットに入れない ・大きい道路を渡る時はもちろん、歩道でもリュックサックは抱っこ体勢にする ・ショルダーバックは基本前でしっかりともつ ・貴重品、お金はあまり入れない ・極力派手な格好をしない。(カラフルなリゾートワンピースは一発で日本人と分かります) |
対策詳細は下記をご参考にしていただければと思います。
外務省海外安全ホームページ:https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure_015.html
そのほか、人脈、ワークライフバランスなど、各国に共通する魅力に関してはこちらにまとめています。
ぜひご一読ください!
ベトナム転職の注意点
1.専門知識は身に付かない
現時点で日本企業がベトナム進出する目的の多くは、コスト削減です。
日本の技術やノウハウを、人件費のやすいベトナムに持って行って生産することでコストメリットを享受しています。
技術だけではなく、組織管理に対する考え方や、業務効率化のノウハウなどは日本の方が進んでいるケースがほとんどだと思います。
そんな中で、ベトナムの仕事で最先端の技術を学んだり、新しい業務効率を受動的に学ぶことは、かなり難しいと言ってもよいでしょう。
新しい技術やノウハウは自力で能動的に情報を求めて勉強していくしかないと思います。
マネジメントのスキルを上げるチャンスは大きいけど、プレイヤーとしてのナレッジは自力で勉強して身につける。
これがベトナムで働く上で認識しておくべき一番大きなポイントかもしれません。
2.ワークパーミット(労働許可証)の取得が厳しくなっている
2021年の法改正により一般的に現地採用者の労働許可証として利用されていた「専門家」という種類の取得が厳しくなっています。
簡単に言ってしまうとこの「専門家」、10年ほど前は職務経験が3年以上ない方でも比較的取得しやすかったのですが、
今は大卒+3年以上の職務経験がないと取得が難しくなっています。
欧米諸国と比べるとそれでもまだ取得しやすいですが、あまり職務経験がないとベトナムへの転職は厳しいことが多いです。
そのほかにもさまざまな条件が存在します。
ワークパーミット取得には他にもさまざまな条件が存在するので、詳細はキャリアアドバイザーまでご相談ください。
まとめ
今回は海外就職を目指す方々のためにベトナム就職のメリットと注意点を書きましたがいかがだったでしょうか?
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