【実録】ベトナム1ヶ月の生活費!:30代前半男性編

アイコニックで現地採用され働く日本人社員2名に、「1ヶ月のリアルな生活費」についてインタビュー!

後編の今回は、アイコニック入社2年目・深町勝樹のインタビューです。

 

プロフィール

深町勝樹(ふかまち・かつき)

年 齢:33歳

在住歴:1年10ヶ月

趣 味:釣り/旅行/TVゲーム

 

生活費の合計&日本人の平均額

彼の1ヶ月にかかる生活費と、日本人男性(単身世帯)の生活費にかかる平均額を比べてみましょう。※

 

※参考URL
・一人暮らしの生活費は平均いくら? 無理のない家賃設定と節約のコツ:https://www.homes.co.jp/cont/rent/rent_00769/
・東京の平均家賃はどれくらい? 人気のエリアと初期費用を抑えるポイント:https://www.homes.co.jp/cont/rent/rent_00854/

 

生活費の合計金額は、平均より13,101円低いことが分かります。

 

費目別でみると、水道光熱費と交際費は特に日本人の平均値よりもとても低く抑えられています。

 

では実際にこの生活費の中でどのような生活を送っているのか、各費目についてインタビューしました。

 

 

家賃について

12,000,000VND(69,380円)

住んでいるエリア:ホーチミン市 Binh Thanh区

間取り:1LDK(レジデンスタイプ)※家具家電付き

<ホーチミン市Binh Thanh区について>

  • 中心部1区と2区のちょうど間にあるエリア
  • 1区からは車でおよそ10分程度と、中心部へのアクセスも◎
  • 「第2の日本人街」とも呼ばれるPham Viet Chanh通りがある

 

ホーチミン市の中心部にアクセスがよく、利便性のあるエリアで60,000円台とはどのような物件なのでしょうか。

 

現在の住まいについて、詳しく聞いてみました。

 

深町:スーパーもコンビニも自宅からすぐの場所にあるのでとても便利です。都内でひとり暮らしをしていたこともありますが、築55年の1DKで85,000円の物件でした。いまの物件のほうが家賃は10,000円以上安いですし、なにより東京の物件より広さがあります。
ベトナムは家具家電付きの物件がほとんどなので、気軽に引っ越しができるのも良いポイントですね。気軽さ故に、すでに2回引っ越ししました。

 

すでに2回の引っ越しを経験したそう。物件探しにもベトナムらしさを感じているといいます。

 

深町:物件が決まるスピード感が早いですね。「今週中に入居します」位のスピード感が妥当だなと感じます。
礼金がなく家具付きのため、引越しのハードルが低いので気分転換に引っ越しできます。
価格交渉が柔軟にできるのも日本とベトナムの違いだと思います。

 

▼ベトナムでの物件探しについて詳しくはこちら▼

 

 

通信費・交通費について

通信費(携帯):120,000VND(694円)

通信費(自宅インターネット):200,000VND(1,156円)

交通費:200,000VND(1,156円)

 

通信費と交通費をあわせても3,006円と、日本の平均額と比べると16,529円も低いです。

 

ではそれぞれどのような内訳になっているのでしょうか。まずは通信費から教えてもらいました。

 

深町:MobifoneのC12というプランに加入しています。
月額120,000 VND(694円)で、内容はデータ使用量が1日4GB・無料通話1日50分です。
以前はもっと高いプランに加入していましたが、もう少し安くならないかと思いショップにSNSのメッセンジャーで聞いて現在のプランに変更しました。
携帯ショップに限りませんが、SNSのメッセンジャーで気軽にやり取りができるのもベトナムの便利なところですね。
通信速度は問題ありませんし、とても満足しています。

 

▼ベトナムの携帯会社について詳しくはこちら▼

 

自宅のインターネット料金も 1,156円と低価格ですが、使用感はどうなのでしょうか。

 

深町:データ利用無制限で使い放題です。特に通信速度に問題は感じていません。快適に利用できていると思います。

 

次に交通費について聞いてみましょう。

 

深町:バイクを持っているのでタクシーは基本的にあまり使いません。200,000VND(1,156円)はガソリン代になります。
毎月ではないですが、2ヶ月に1回くらいのペースでオイル交換・メンテナンス・洗車といった維持費に150,000VND(867円)かかります。
ときどきタクシーも利用しますが、アプリで呼べてどこにいるかが位置情報でわかり、早ければ1分でやってくるのが便利ですね。
アプリを通じて目的地の共有や支払いが完結するので、ベトナム語がわからなくてもスムーズに利用できます。

 

▼Grabの配車サービスについて詳しくはこちら▼

 

食費について

5,190,000VND(30,007円)

 

1ヶ月の食費は「自炊と外食が半分ずつ」だそう。

 

1か月の半分は外食なのに、日本の平均額と比べると9,814円も低く抑えられています。


↑手作り料理。筆者より主婦力が高そうでうらやましいです。

 

深町:自炊のメリットは、ベトナムならではの食材や調味料が手に入るところです。
スーパーで鴨やバサといった日本では珍しいような食材を見つけると、買って調理にチャレンジしています。
YouTubeなどで調理方法の動画がでてくるので、それを参考にすることが多いです。
ただ、自炊するからといってコストを抑えられるわけではないのもベトナム。
デリバリーは配送料を含めても安い飲食店が多いです。作るのが面倒だなと思う日は、気軽にデリバリーができるのもベトナム生活の良いところです。

 

スープカレー作りも好きなんだそう。使用するスパイスもデリバリーでオーダーするのだとか。

 

▼ベトナムのフードデリバリーについて詳しくはこちら▼
 
 
 

 

新しい食材にも臆することなくチャレンジする様子ですが、外食の場合はどんなところへ行くのでしょうか。

 

深町:インド料理、メキシカン、イタリアンなど満遍なく行きます。ベトナム在住者のブログや、ユーチューバーの動画を参考にしたりします。
多国籍な人たちが、それぞれの国の味を持ってきているのがベトナムの魅力のひとつだと思います。
いろいろな飲食店があるので、飲食店巡りを気軽にできるのも良いですね。

 

交際費について

1,500,000VND(8,673円)

 

深町:友人や同僚と1か月に2~3回くらい、食事や飲みに行ったりします。

 

 

娯楽費について

10,000,000VND(およそ57,817円)

 

娯楽費は日本の平均額より+36,691円と少し高めな様子ですが、内容を聞いてみました。

 

深町: 趣味がTVゲームなので、オンラインでゲームの購入に使うことが多いです。
それ以外にもサウナやマッサージ、カフェ巡り、美容室などに充てています。

 

娯楽費は日本の平均額より高いですが、トータルでみるとベトナムでの生活費のほうが低いことが分かります。

 

ひとつの費目が多少高くても、ほかの費目で十分に抑えられるということですね。

 

インタビューを終えて

「生活に最低限必要なコストが日本と比べて低いので、ベトナムの方が節約できる余地があり貯金しやすいと言えるかもしれません。」と話していました。

 

多趣味でも、日本を離れてベトナムに来たからといって趣味を諦めなくても良いんだと感じました。

 

まとめ

今回インタビューに協力してくれたアイコニック社員の2名ですが、共通するのは「海外生活を楽しむアグレッシブさ」だと思いました。

 

時には失敗することがあっても、それも学びと捉えている姿がとても印象的でした。

 

▼20代後半女性編はこちら▼

 

2人とも、なんとなく「海外で働いてみようかな」が海外転職のきっかけだったそう。

 

2人のように「なんとなく海外で転職してみたい」、「海外転職ってどこから始めれば良いの?」と思ったら、ぜひアイコニックのキャリアアドバイザーにご相談ください。

 

これまでのキャリアをお伺いしながら、あなたにピッタリな求人をご紹介させていただきます。

 

\ご相談はこちら/

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※この記事のレートは、1円=172.96VNDで計算しています(2022年8月6日時点)

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ミーサオハイサン

気づけばベトナム在住歴9年目。クラクションの音も気にせず寝られる普通の主婦です。

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