タイ 2020年最新版 インフラ計画進捗状況 Vol.6

新たな投資恩典を開始(対象12産業、指定工業団地、労働力)

アマタシティチョンブリ工業団地など3県で21ヵ所の工業団地が12のターゲット産業のための場所として指定されている。「タイランド4.0」では、12分野がターゲット分野として定められており、追加恩典が与えられる。

既存の有望分野「Sカーブ産業」である「次世代自動車」「スマート電子機器」などの5分野と、次世代の有望分野「新Sカーブ産業」である「自動化・ロボット」や「航空関連およびロジスティクス」といった5分野に、「防衛」と「教育および人材開発」が19年に追加された。

さらなる企業の誘致を図るために、タイ投資委員会(BOI)は昨年12月19日、EEC域内のプロジェクトに対する投資恩典を拡充・改定することを明らかにした。20年1月2日から21年末まで申請を受け付ける考えだ。

恩典の対象となる地域と事業分野が拡大されたが、投資が域内の人材育成プログラム(科学技術分野)向けか、もしくは特定地域向けかによって、恩典内容が異なる。

 

5ヵ所の「特定産業投資奨励地区」(EEC特別区パッケージ)

特定産業においてEECイノベーション(EECi)、デジタルパーク(EECd)、東部航空都市(EECa)、メディカル・ハブ(EECmd)内に立地する投資案件にも追加恩典が与えられる。

・EECiイノベーション特区
EECiは、イノベーションを促進し、将来拡大する事業の機会に応える技術の高度化を図る。ラヨーン県ワンチャンヴァレー地区(面積3,000ライ)に、①先端農業および食品(FOOD INNOPOLIS)②バイオ燃料およびバイオ科学(BIOPOLIS)③人工知能(AI)および自動化・ロボット(ARIPOLIS)といった産業都市を開発する。

・EECdデジタルパーク
デジタル経済社会省傘下の法人が運営するEECd(チョンブリ県シラチャー地区の708ライ)は、デジタル産業の革新と投資に焦点を当てた特区。AI・IoT(モノのインターネット)の研究施設やインターネット・データセンターに加えて、人材育成の教育機関や居住地区を含むデジタルコミュニティーを目指す。

・EECa東部航空都市
ラヨーン県ウタパオ国際空港周辺の特区(6,500ライ)では、第3ターミナルの建設や航空機整備センターの設立などが計画されている。

・EECmdメディカルハブ
チョンブリ県バンラムン地区(566ライ)。総合的な医療サービスやヘルスケアを提供するタイ初の医療ハブ。国の高齢化に備えることも目的としている。

・EECh高速鉄道
北郊ドンムアン国際空港とスワンナプーム国際空港、東部ウタパオ国際空港を結ぶ高速鉄道沿線地域と公共交通志向型開発地域(TOD)であるマッカサン駅とシラチャー駅を対象に開発する。

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