みなさん、こんにちは!
インドネシア代表が東京五輪のバトミントンで金メダルを獲得しました!!
この調子でコロナ禍も元気に乗り切りましょう!
さて、今回は「物件契約時の注意点」などを詳しく解説して行きたいと思います。
前回もお話しましたが、きちんと手順を踏めはトラブルは回避できますので、ぜひ最後まで読んでくださいね。
▼前回の記事はこちら▼
下見は行くべし!
ネットや知り合いの紹介などで気になる物件に出会ったら、必ず下見は行きましょう!
インドネシアでは何が起こるかわかりませんので、あとあと後悔しないためにも下見は行った方がいいです。
でも、日本にいると下見に行けないという方がほとんどかと思います。
そんな方は、インドネシアに渡航した初めの1ヶ月はホテルで生活しながら物件を探すのがベストだと思います。
それくらい下見は大事です。(勤務先の紹介なら安心でしょう)
私も初めはホテル生活を送りながら、知り合いに紹介してもらい今の家に出会いました。
インドネシアのホテルは1泊1,000円~ですので、そこまで大出費というほどではありません。
先に物件をネットで調べて目星をつけておけば、ホテル生活も短く済みますよ。
リラックスできる唯一の家が不快だと、インドネシア生活そのものがストレスになってしまいますから下見は行きましょうね。
下見のチェックポイント
では、下見の重要チェックポイントをお伝えします。
1.雨漏りしていないかチェック
インドネシアは経年劣化で確実に雨漏りしてきます。(※マンションなどはあまりないようです)
このように天井にしみのような跡があれば、雨漏りしていると思って下さい。
心配な方は、雨が降っているときに下見に行きましょう。実際の様子を確かめるのが一番です。
インドネシアでは毎年洪水被害が発生しているので、できることなら物件周りの排水状況と同時に近隣道路の排水状況なども確認して下さいね。
2.貯水タンクはあるか
こちらは、水事情の記事でお話しましたが水は「水道局」なのか「井戸水」、「貯水タンク」はあるかを確認しましょう。
▼インドネシアの水道事情についてはこちら▼
井戸水だと断水する確率は低いですが、水道局から水を引っ張ってきている場合は(地域にもよりますが)結構な頻度で断水します。
井戸水も停電になればポンプが止まり、実質断水状態になります。
その時に貯水タンクがあれば問題ありませんので、下見の時には貯水タンクを確認しておきましょう。
貯水タンクがない場合は、大家さんに相談して設置することも可能です。
設置費用については大家さんとの交渉となります。
3.イスラム教礼拝所が近くにあるかチェック
イスラム教礼拝所付近に住んでいると、お祈りの放送が大音量で聞こえてきてしまい早朝目が覚める原因に。
気になる方は、物件近くにイスラム教の礼拝所がないかを確認しておきましょう。
4.治安も実際に確認しておくとなお良し
インドネシアはそこまで治安は悪くありませんが、残念ながら場所によっては路地裏などの暗い所でひったくりなどの軽犯罪が発生する地域もあります。
危険な場所はないか確認しましょう。
余裕があれば、近くのワルン(屋台)によって治安状況を聞いてみるのもいいかもしれません。
夜はほとんど家で過ごすと思いますので、物件周辺の人通りや近所の騒音なども併せて確認しましょう。
5.携帯電話の電波チェック
忘れがちなポイントですがこちらも重要です。
インドネシアの住宅構造は、隣の家との隙間がなく完全に密着しています。
奥の部屋に行くと電波が入りずらくなるなどの問題がありますので、チェックを忘れずに。
電波が悪ければ、wifiを契約して設置してもいいか大家さんに確認しましょう。
オンラインで物件を下見することは可能?
直接大家さんと交渉する場合は、テレビ電話を繋ぐことで物件の外装内装を見ることができます。
ただ、大家さんによっては英語ができない方もいます。その場合は通訳が必要になってきますので、大家さんが使える言語を事前に聞いておくスムーズです。
不動産屋を介す場合は、オンラインで物件を見ることができる物件とできない物件があるようですので、こちらも併せて事前にお問合せくださいね。
契約について
下見が完了し希望する物件が決まったら、次は契約ですね。
契約時に大切なポイントについて、下記にまとめました。
契約書について
<契約書に必要な記載事項>
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契約書にこちらの記載があれば問題ありません。
入念に契約書を交わすのなら、「水道・電気など故障した場合は誰が修理するのか」などを明確にしておけば確実でしょう。
借りた当初は雨漏りしなくても、住んでいるうちに雨漏りしてくるという事もよくあります。
支払い
インドネシアは基本的に年額一括払いがほとんどなのでまとまったお金が必要となります。
大家さん次第ですが、月ごとの支払いだと少々割高になることもあります。
もし長く住む予定であれば、3年や5年のスパンで借りたほうがお得です。
というのも、インドネシアは毎年約10%物価が上昇していますので、1年契約だと値上がりも毎年あることになります。
長期分一括で支払える場合は、契約時の物価で契約できるのでぜひ検討してみてくださいね。
そしてお金を支払ったら領収書を必ずもらいましょう。
マテライという収入印紙を忘れずに。(郵便局やコピー屋さんなどで買えます)
契約時のアドバイス
大家さんとの約束が追加で発生した場合は、メッセージなどで確実に残しておきましょう。
契約書を更新するのが一番いいのですが、内容的にもそこまでではないということもあります。(例:家の電圧を上げてもいいかetc)
そんな時は、「言った、言ってない」のトラブルを避けるためにメッセージで許可を貰い、その画面をスクリーンショットして保存しておきましょう。
一人で契約できるの?
外国人一人でも契約は問題なくできます。
しかし、言語の面からも後々のトラブルを回避するために現地のインドネシア人や日本人通訳などに協力をお願いするのがベターです。
現地に住むインドネシア人を連れて行けば、賃貸の相場などを理解しているので大家さんも大幅に金額を高く設定してきません。
また、「この人にはインドネシア人の知り合いがいるんだな」と認識させることができるので、後々のトラブル回避にも繋がるでしょう。
契約書はインドネシア語(英語)ですので、簡単にサインせずにきちんと持ち帰り、内容を確認するようにしましょう。
現地にいる日本人の協力が必要なら、専用のプラットホームがあります。こちらに問い合わせてみるのもひとつの手段です。
ロコタビ公式サイト:https://locotabi.jp/
まとめ
私はジョグジャカルタ特別州という地域に猫10匹と住んでいます。
もはや猫と住んでいる状態です。笑
私の物件は
- 1軒家(2LDK 庭・ガレージ付)
- 1年22,000,000ルピア(約17万円)
と日本に比べるとかなり安い住宅費です。
根気よく探せば、ジャカルタでも安くて良い物件に巡り会えると思います。
2回に渡ってお話したことを注意しながら契約すれば、トラブルに発展する事はほとんどないかと思いますので少しでも参考になれば幸いです。
▼前編はこちら▼
それでは、一緒にインドネシアライフを楽しみましょう!!
応援しています♬
最後までありがとうございました。
★maki green★