1888年にイギリスによって建てられたセントラルマーケット(Central Market)。
当時はその名のとおり、生鮮などを扱う市場(マーケット)でした。
現在は「マレーシア土産ならここ!」と言えるほど特産品、民芸品、スイーツからアート作品までいろいろお得に買える最強のお土産ショッピングスポットになっています。
セントラルマーケットは、クアラルンプール屈指の観光スポットのムルデカスクエア(Merdeka Square)、マスジッド・ジャメ(Masjid Jame)、中華街(China Town)からも徒歩圏というロケーション。
マレーシアはとても暑いので徒歩圏とは筆者個人の定義で5分です……。
ばらまき土産を買うならリトルインディア
職場に友人に、とにかく数が必要な食べ物以外の「ばらまき土産」なら、正面入口を入ってすぐ左のリトル・インディア(Little India)がおすすめです。
ポーチやバッグ類、アクセサリーなど、パシュミナのショールなど、南国情緒あふれるアイテムがたくさん。
おまとめ価格表示に、最初から大人買いモードに。
ショールやスカーフは1枚数百円ほどのプチプラです。そして自分用として、キンキンに冷えているマレーシアのレストランやショップのエアコン対策にもおすすめです。
女子に圧倒的人気を誇る「なまこ石鹸」の有名店
ランカウイ島名産の人気のなまこ石鹸(Sea Cucumber Soap)を扱っている、有名ショップ「ニルマラ・サリ(Nirmara Sari)」。
1個RM10(約250円)のハート型のものと、南国らしいバティック調のカラフルな布に包まれた1個RM25(約750円)のものがあります。違いをお店の人に聞いたところ、値段が高いなまこ石鹸はコラーゲン入りだとか。
「なまこ」の名前で一瞬ひるみますが、石鹸からはレモンやラヴェンダーのステキな香りが漂ってきて、「なまこ」のことは忘れてしまいそうです。
1階から2階までたくさんのショップでぎっしり
冷やかしがてらのぞける個性的な屋台(ストール)なら、セントラルマーケット内1階のメインストリートを歩いてみましょう。
お米に名前や希望の言葉を書いてストラップにしてくれるお店、スマホそっくりの形をしたライター、オリジナルアイテムを扱うお店などがあります。
マレーシア産のカカオ使っている「ベリーズ(Beryl’s)」のチョコレートやマンゴーやパイナップルなどドライフルーツを扱うスイーツのお店も。
階段やエレベーターで2階にあがると、マレーシアの伝統工芸なろうけつ染めのバティック(Batik)を使った服飾や雑貨、アンティークなどを扱うショップが並んでいます。メンズアイテムも充実しているのがポイント。
参考価格ですが、ラップスカートがRM78-138(約2,000-3,587円)ほど。柄のパターンや原色使いが東南アジアっぽいので、リゾートなどで活躍できそう。
セントラルマーケットの入口付近には、DHLの配送サービスがあります。日本でもアウトレットなどで宅配サービスがあるのを見かけますね。
大きめの置物などや照明器具なども売っているので思い切ってショッピングできそうな気もします。
ところでクアラルンプールはスコール(強い雨)が1日の間に集中して降るので、天候に左右されないセントラルマーケットはじっくりとお土産を選ぶのに安心です。
【セントラル・マーケット(Central Market)】
住所:Jalan Hang Kasturi, City Centre, 50050 Kuala Lumpur, Wilayah Persekutuan
Web site:http://www.centralmarket.com.my/
営業時間:10:00-21:30
アクセス:KLセントラル駅(KL Sentral)からは高架鉄道LRTのケラナ・ジャヤ線(Kelana Jaya Line)のパサール・セニ駅(Pasar Seni Station)を下車し、道路を渡って真正面。
観光ルートを走る無料の「ゴーKL(GO KL)」バスの場合、道路挟んで反対側に止まります。