初めまして、マレーシア在住ライターのパンダンです。
日々の生活から見えるこの国のさまざまな情報を、これからみなさまにお伝えできたらと思っています。
経済発展と南国独特の雰囲気を併せ持つ注目の国、マレーシア。
気温や食、交通、生活費まで、在住者の目線でざっくりとまとめました。これさえ読めば、マレーシアの基本情報はばっちりです。
マレーシアってどんな国? どんな生活?
空路で日本から首都クアラルンプールまでは約7時間ほど、時差1時間。
赤道にほど近い東南アジア・マレー半島とボルネオ島の一部にまたがる熱帯雨林の国、それがマレーシアです。
熱帯というと暑くて湿度が高い、といったイメージですが一年を通じ最高気温32~3度ほど、午前中は30度を超えないこともあり日本の真夏より過ごしやすいこともあります。
東南アジア(ASEAN)の国は経済発展が目覚しく、ここマレーシアも首都クアラルンプールだけでなく郊外でも高層ビルの建築ラッシュ。日々変化をとげていて、目が離せません。
人口構成はマレー系、中華系、インド系を軸とする多国籍国家。
さまざまな人種や文化が融合して街はエネルギーに満ち溢れているのも魅力です。
また、注目すべきは食のバラエティと奥の深さ。
B級グルメだけでなく世界各国の料理も楽しめることで知られています。
生活物価もローカルのものは日本と比べるとかなり安く、例えば500~600ml入りのペットボトルの水などはスーパーなどで1本15円ぐらい。ただし輸入される日本食材などは1.5~3倍ほどの価格になってしまいます。
どのような生活をするかにもよりますが、マレーシア現地に馴染むことで日本での生活費の2/3程度、エリアによっては1/2程度で暮らすことも可能です。
住居に関しても同様で、一例となりますがクアラルンプールのコンドミニアム(日本でいう賃貸マンション)は、プール&スポーツジム付といった物件が珍しくありません。それでも日本より家賃は安いのではないかと思います。もちろんこちらも住むエリアなどによって異なりますが。
移動手段については、クアラルンプール市内は比較的公共交通が整備されています。
KLセントラル(KL Sentral)駅は空港や中心部のブキッ・ビンタン(Bukit Bintang)、郊外などへ向かう鉄道のターミナルです。
また、バス網も整備されていますが、バスは路線が複雑なので慣れないと最初はちょっと難しいかもしれません。
クアラルンプール市内の観光スポットなどを無料で巡回する「ゴーKL(GO KL)」というバスもあります。
それ以外のエリアでは、自動車かタクシーの利用が一般的。実はクアラルンプールだけではなくマレーシアは全体的に見ても車社会。といっても、自動車だけでなく、特に多いのはバイク。日本から来たらびっくりするかもしれません。
かなり大まかではありますが、マレーシアのイメージをつかんでいただけましたでしょうか。
これからマレーシアの生活、観光スポットなど、さまざまなことをご紹介したいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。