マレーシアでMBAを取得するメリットとおすすめのビジネススクール4選

こんにちは！マレーシアでの生活・お役立ち情報を発信するライターYuuuuです。

今回のテーマは「マレーシアでMBAを取得するメリットとおすすめのビジネススクール」です。

スキルアップやキャリアアップする方法のひとつが、MBA（経営学修士号）を取得することです。

MBA取得を目指して、アジアや中東、ヨーロッパなどから多くの留学生がマレーシアに集まっており、ビジネススクールの入学先としてマレーシアは高い人気があります。

MBAに興味を持っている方の中には

「なぜマレーシアでのMBA取得が人気なの？」

「他の国でMBAを取得するのと何が違うの？」

といった疑問をお持ちの方もいるかもしれません。

そんな方のために、この記事では以下の内容を中心にご紹介いたします。

• マレーシアでMBAを取得するメリット
• ビジネススクールの合格基準は？
• MBAが取得できるビジネススクールの紹介

MBAの取得を検討している方や、マレーシア留学に興味がある方にとって理解を深められる内容となっていますので、ぜひ最後までご覧ください。

マレーシアでMBAを取得するメリット

まずはMBAの概要とマレーシアでMBAを取得するメリットをみていきましょう。

MBAとは

MBAとは「Master of Business Administration」の略で、経営学の大学院修士課程を修了すると授与される学位です。

日本では「経営学修士号」や「経営管理修士号」と呼ばれています。

MBAの学位を取得するためには、主に社会人を対象にしたビジネススクールと呼ばれる、MBAプログラムを提供している大学院に通う必要があります。

スクールによって、経済学的研究に特化したスクールから、テクノロジーを取り入れたカリキュラムを用意しているスクール、より実践的で高いレベルの人材の育成を重視した教育を行うスクールまでさまざまです。

マレーシアでMBAを取得するメリット

◆授業料や生活費を抑えられる

アメリカのMBAに進学すると卒業までにトータル1000万円近くするとも言われています。

マレーシアなら、英国や米国、オーストラリア、シンガポールのビジネススクールに通うよりも授業料や生活費を抑えることが可能です。

※RM1=30円で計算
※参考Webサイト：https://www.easyuni.my/en/malaysia-mba/

マレーシアのビジネススクールの中には、英国をはじめとする欧米や豪州のトップ大学と同じカリキュラムを受けられるスクールも多く、マレーシアにいながらトップ大学の学位が取得できます。

家賃や生活費も英国や米国、オーストラリア、シンガポールよりも安いので、トータルの留学費用を抑えられます。

◆質の高い教育が受けられる

世界大学ランキングの上位にランクインしている学校でMBAを取得することも可能です。

• University of Malaya（マラヤ大学)
  マレーシアのトップ大学であるマラヤ大学は、2023年QS世界大学ランキングでは70位、2023年QSアジア大学ランキングでは19位の評価を持ちます。
  
  
• Monash University（モナッシュ大学）
  2023年QS世界大学ランキング57位の評価を持つオーストラリアのMonash University（モナッシュ大学）のマレーシア校でのMBA取得が可能です。

マレーシアには欧米やオーストラリアの大学が多くあり、最先端で質が高い教育を受けられることから、世界各国から多くの学生が学びに来ています。

◆さまざまなコースから選べる

英国、米国、オーストラリア、カナダなど様々な国の大学と同じカリキュラムを受けられる点は、MBA留学でマレーシアを選ぶ大きなメリットのひとつです。

さらに、研究に特化したコースや情報技術（IT）に特化したコース、マーケティングや金融、国際ビジネスなど、様々な分野に特化したコースから自分に合ったコースを選ぶことができます。

これらの理由から、MBA留学でマレーシアを選ぶ人が増えています。

◆入学しやすい

「毎年同じ時期にしか入学できない」「入学条件が厳しい」と、仕事の都合がつかずビジネススクールに入学できないこともあるでしょう。

マレーシアのビジネススクールの多くは、年に複数回の入学時期があります。

また日本や欧米で要求されることの多いGMAT・GREスコアは不要なことが多いことも、MBA取得に挑戦しやすいといえます。

◆仕事をしながらでもMBAの取得ができる

入学する大学院やコースによって異なりますが、一般的にMBAを取得するために必要な期間は「フルタイムコース」で1年です。

仕事をしているなど、フルタイムで受講できない方向けに「パートタイム（夜間や週末、通信など）コース」での受講が可能で、おおよそ2〜3年でMBAを取得する方法もあります。

MBAを取得できる！マレーシアのおすすめビジネススクール4選

ここからは、「ビジネススクールの入学条件は？」「マレーシアにはどのようなビジネススクールがあるの？」といった疑問を解決します。

MBAへの入学要件とおおよその費用

大学やコースによって異なりますが、おおよその入学要件とかかる費用の目安を紹介します。

◆マレーシアのMBAへの入学要件

※入学要件はビジネススクールによって異なりますので、あくまで目安としてください。

▼英語の勉強に役立つ記事はこちら▼

◆マレーシアでMBA取得にかかるおおよその費用

大学やコースによって学費は大きく異なります。

※RM1=30円で計算
※参考：https://www.easyuni.my/en/malaysia-mba/

授業料とは別に家賃や生活費も必要となりますが、2年間の授業料が2,000万円、生活費が1,000万円かかると言われるアメリカと比べると、トータルで必要な費用はかなり安く抑えられます。

◆University of Malaya（マラヤ大学)

1905年に設立されたマラヤ大学は、これまでに多くのマレーシアの首相や副首相を輩出しているように、マレーシア最高峰の大学として有名です。

2023年QS世界大学ランキングでは70位、2023年QSアジア大学ランキングでは19位の評価を持ちます。

国際的なレベルで質の高いサービスを提供する名門大学ながら、公立大学ということもあり学費が割安なため、国内外から多くの学生が学んでいます。

フルタイム、パートタイム

◆Monash University（モナッシュ大学）

1998年に開校したモナッシュ大学マレーシア校は、オーストラリアのメルボルンを拠点とするモナッシュ大学のマレーシアキャンパスです。

オーストラリアのモナッシュ大学は2023年QS世界大学ランキング57位の評価を持っており、国内外から多くの学生が学びに来ています。

78ヵ国9,000人以上の学生が在籍しており、海外からも人気のある大学です。

◆International University & Colleges（INTI大学）

マレーシア国内に6つのキャンパスを持つINTI大学は、世界水準の教育を誇る大学です。

英国、米国、オーストラリア、中国、イタリア、ニュージーランドなど世界各地の定評ある高等教育機関とパートナーシップを提携し、カリキュラムに取り入れています。

◆Asia Pacific University of Technology & Innovation（APU大学）

APU大学は国内外のさまざまな名誉ある賞を受賞した実績を持ち、ITやテクノロジー、イノベーションに強みがある大学です。

学生の6割が留学生と非常に国際的な大学で、世界130か国以上から12,000人を超える学生が学んでいます。

まとめ

MBAの取得は社会人としてのスキルアップに大変有益です。

授業料や生活費を抑えつつ、欧米やオーストラリアなどのトップ大学と同じカリキュラムを受けられるマレーシアで、MBAの取得を目指してみませんか？