こんにちは!マレーシア在住のライター Yuuuuです。
マレーシアでの生活・お役立ち情報を発信中!今回のテーマは「マレーシア親子留学・移住経験者へインタビュー」です。
近年、マレーシアが語学留学や親子/母子留学先として人気を集めています。
マレーシアの学校や留学に興味はあるけど、
「実際にマレーシアで生活するとなると不安……」
「こどもの英語力はどのくらいのレベルが必要?」
「現地の学校はどのような雰囲気なのか知りたい」
といった、不安や疑問をお持ちの方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、実際に親子留学を実現されたご家族に
・マレーシアに留学を決めたきっかけ
・実際にマレーシアで暮らしてみてよかったこと
・お子さまはどう感じているのか
など、マレーシア移住やインターナショナルスクールについてインタビューしました。
今回インタビューに答えてくれたのはクアラルンプール在住のI様です。
【I様ご家族のプロフィール】 ・渡航時期:2016年4月より家族でマレーシア移住 ・留学開始時のお子さまのご年齢:長男12歳(中1)、次男8歳(小3) ・留学先:Kingsley International School(イギリス・ケンブリッジ式) ・ご両親は共働き |
◆海外へ教育移住したきっかけや学校選びの決め手
Q.マレーシアに来たきっかけや決めた理由は何ですか?
主人がマレーシアへ旅行した際、友人からマレーシアへ英語留学する人が多く、住みやすい国だと聞いて、主人も私も興味を持ったのがきっかけです。
興味を持ってからすぐに留学と不動産エージェントに連絡をとって、学校や住むエリアについて具体的に調べ始めました。実際に調べてみると、マレーシアの雰囲気や環境がいいと感じましたし、子供にとっても日本にいるよりいろいろ経験できそうだと感じました。
マレーシアと日本は近いですし、一度住んでみて、もしうまくいかなかったら日本に帰ってもいいかな、という気持ちで移住を決めました。日本への帰国を保険にすることで、プレッシャーやストレスもあまり感じることなく移住できたのはよかったと思います。
Q.Kingsleyを選んだ理由は何ですか?
英語力ゼロでも入学できることと、気に入った住宅から通える範囲だったことが決め手ですね。
それに、街中ではなくちょっと郊外にあるので、静かな環境でのびのびできそうなのと、評判も良かったので長男次男共にKingsley International Schoolに決めました。
◆留学前の英語力
Q.お子さんの英語力はどのくらいでしたか?
留学する前の日本に住んでいた時は英語力ゼロに近いレベルでした。マレーシアへの留学を決めてから2年間、ネイティブの家庭教師から英語を教えてもらうようにしていましたね。
英会話ができるレベルを目標にするというよりは、日本では日常生活の中でなかなか英語に触れる機会がないので、英語に触れる機会を増やして興味をもってくれたらいいな、というのを目標にしていました。
Q. 両親の英語力はどのくらいでしたか?
両親とも中学生レベル、というより簡単な受け答えができるくらいでしたね。マレーシアで生活する中で英語が必要な場面はいくつもありますが、中学生レベルでも大丈夫だと思います。
よく分からなくても理解しようとすれば、マレーシアの人は簡単な英語や身振り手振りで伝えようと助けてくれます。病院やビザ取得など重要な場面では通訳エージェントを使ったり、翻訳アプリもたくさんあるので、英語ができなくても生活できますよ。
◆マレーシア渡航前後
Q.インターナショナルスクール入学の準備はどうでしたか?
入学に必要な書類の準備や手続きは、留学エージェントの方のサポートもあってスムーズでした。
どこまで対応してもらえるのか、質問への返答など、エージェントによって対応が違うので、エージェント選びは重要ですね。口コミを確認したり、知り合いから紹介してもらったり、比較した方がいいと思います。
Q.日本を離れることについて、お子さんの反応は?
2年ほど準備時間があったので、子供がある程度納得したときに移住した方がいいと思い、マレーシア移住を決めた早い段階で伝えました。友達がいる住み慣れた場所から移動するので、息子たちの気持ちは楽しみ、というより寂しい気持ちが強かったようです。
なので、マレーシアはどういう国なのか、良いところは何かといったことを話をしたり、入学前にマレーシアへ来て学校見学や新しい家を見に来たりして、移住・留学するイメージが湧くようにしましたね。
Q.Kingsleyに実際に通わせてみて、どう感じていますか?
息子たちも楽しいと言っていますし、Kingsleyにして良かったと思います。
息子が学校に通い始めたころは授業についていくのが大変そうだったし、民族や同じ母国語同士で集まって話してしまうことも多いようで、しんどい思いをしたこともあります。
言葉が通じないなりに、息子自身で面白いことや楽しいことを見つけたり、友達をつくったりする力がついたようです。
◆マレーシアに住んでみて
Q.マレーシアに住むにあたって不安に感じたことや、住んでみて良かったことはありますか?
マレーシアに興味を持ってから、インターネットでいろいろと調べていたので、そこまで不安はありませんでした。特にマレーシアのごはんは楽しみでしたね。
物価が安い・食事がおいしい・気候が温暖で住みやすいといった良いところだけじゃなく、時間にルーズ・断水や停電が起きやすいといった注意点も事前に知っていたので、住みはじめてからも特に大きな問題は起きていません。
いろんな国の人や文化と触れ合えたり、違いを知ることができるのはいい経験だと思います。日本の当たり前が当たり前ではないので、自分で調べたり確認したり、英語を使ってコミュニケーションを取ったりと役立つ経験ができるのもマレーシアのいいところですね。
Q.これからマレーシアへ来る予定の方や検討中の方へ
マレーシアに留学してみて損はないと思います。
もし合わなければマレーシア内で転校する人も多いですし、日本へ帰国するのも良いと思います。やはり住んだり話してみないと分からないことや、違う国の人や文化との触れ合いなど、海外でしか経験できないことはたくさんあるので、貴重な経験ができると思います。
マレーシアは多民族国家で、外国人を受け入れてもらいやすいですし、英語が苦手でもなんとかなることが多いです。物価も安くとても住みやすいので、実際にマレーシアに来てみてください。
◆お子さまより
Q.Kingsleyはどんな学校ですか?
Kingsleyは設備もしっかりしていて、学校独自のプログラムでジャングルにいったり、アウトドアっぽいことが経験できるのでおもしろいです。
初めは日本語しかできなくて授業がわからなくて辛かったけど、日本人も多い学校だったおかげですぐに友達ができました。留学して半年〜1年くらいは日本人と話していて、2年目くらいから英語に慣れてきて友達が増えました。
Kingsleyには、マレーシア系中国人、マレー系マレー人、韓国人、日本人、欧米系などたくさんの国の人が通っています。留学がはじめてなら、Kingsleyは日本人が多くてなじみやすいと思います。
Q.マレーシアに来て良かったことは何ですか?
マレーシアは多様性の国で、いろんな価値観を持つ人と関わることができます。日本にいるときより視野が広がって、いろんな見方ができるようになりました。
いろんな言語が必要だけど、言語を使わないとコミュニケーションが取れないので、学ぶ機会が多いです。そのおかげで、英語や中国語、マレー語などいろんな言語が身につきました。
まとめ
いかがでしたか?
お子さんの留学をきっかけに、マレーシアへ親子移住をされたI様。
不安はありながらも、準備にじっくり時間をかけたことで物理的にも精神的にも安心した状態でマレーシア生活をスタートさせることができた点が印象的でした。
お子さんもマレーシアでの留学生活を楽しんでいるようですね。幼少期に日本を離れて海外で生活ができることは、お子さんにとっても大変貴重な経験なのではないでしょうか。
東南アジアへの移住をお考えの方は、ぜひアイコニックへご相談ください!
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