今回は
- 日本にはいろいろな社会問題があるけど、東南アジア転職をすることで解決できるの?
- 日本に居続けるのか、海外で挑戦するのか迷っている
- やっと海外に出やすくなったのでそろそろ東南アジア転職を本気で考えたい
といった疑問や悩みを、解決できる内容をまとめました。
本記事でまとめた内容を読むと、日本を脱出して東南アジア転職にチャレンジするメリットが分かります。
東南アジアでの転職にチャレンジしたい!と思っている方や、実際に転職活動中の方は、ぜひ最後まで読み進めてみてくださいね。
東南アジアからみた日本の良いところ
日本ブランドは評価が高い
例えばベトナムでは
- ベトナム人がHONDA製のバイクによく乗っている
- 賃貸物件の備え付け家電はSONYやDAIKINなどの日本ブランドが多い
というように、「日本製=高品質」というイメージが強い印象です。
また、日本人ということがタクシードライバーに分かると、「HONDA!AJINOMOTO!Very good!」とほめてもらえることもあります。
先人たちの努力のおかげで、東南アジアでの日本ブランドの印象がとても良く、日本人であることを誇りに思います。
衛生的
世界的に見ても日本はとても衛生的できれいな国です。
私が一番それを強く感じるのは公共のトイレを利用したときです。
日本の公共トイレは常に綺麗で、さまざまな配慮が行き届いていると思います。また、使用にあたってのマナーも良いと思います。
最近でこそベトナムでも公共トイレを綺麗に使う人が増えてきた印象ですが、いまでも水浸しになっていたりバケツで水を流すタイプのトイレがあったりします。
そんな時に、日本の公共トイレの素晴らしさを感じます。
便利なサービスが多い
たとえば日本のコンビニには必ずATMやプリンターがあり、宅配便のサービスもありますよね。
東南アジアでは限られた店舗にしかATMがなかったり、プリンターや宅配サービスは取り扱いがないのでそれぞれそのサービスをおこなう専門店へ行かなければなりません。
東南アジアに限らず海外では、基本的に同様のコンビニが多いと思うので、日本のコンビニの便利さは世界でもトップクラスだと思います。
日本が抱える課題
衛生的で便利なサービスが充実している日本ですが、少し不安な点もあります。
20年間賃金が変わっていない
厚生労働省が発表する「毎月勤労統計調査」によると、日本の月別平均賃金の推移は下記の表の通りです。
2001年は302,200円だった平均賃金に対し、20年後の2021年は307,400円と、その差はわずか5,400円です。
上記の表や数字から分かるように、20年間で日本の平均賃金ほぼ変わっていません。
賃金が上がらないのに物価や税金はどんどん上昇し続け、生活が苦しいと感じる人も多いのではないでしょうか。
長時間労働
内閣府の統計によると、2019年の月平均残業時間は20.9時間との結果でした。
結果だけをみると、1日あたりの残業時間は1時間程度なのでそんなに多くは感じませんよね。
しかし、この統計は雇用主=企業側が回答を出しているものです。従って、サービス残業など企業が把握しきれていない残業時間があるかもしれません。
実際にTwitterなどのSNSで残業と調べてみると、「残業月80時間」「終電まで残業」といった投稿も少なくありません。
残業が多いと肉体的な疲労だけでなく、精神的にも辛くなり、休日もリフレッシュのためというよりは体力回復のためにずっとベッドで寝ている、といった人も多いのではないでしょうか?
「働き方改革」を打ち出し、国を挙げて労働環境の改善に取り組んでいますが、まだまだ日本の長時間労働の課題は多いように感じます。
若い世代が将来に不安を感じている
将来に漠然とした不安を抱える人も少なくありません。
内閣府が発表した世論調査によると、不安を感じる項目として「老後の生活設計について」や「今後の収入や資産の見通しについて」といった将来に関する不安がトップ3に入ります。
それだけ日本は、国民が自分の将来に不安を感じてしまう環境だと言わざるを得ません。
どんどんあがる物価
ここ最近、日本では頻繁に物価が上昇しています。
世界情勢の影響を受けているので仕方ない部分もあるかもしれませんが、賃金が上がらないのに支出がどんどん増えていくため、必然的に物価上昇へ不安を感じてしまいます。
「節約」を念頭に置いて生活する人も少なくないのではないでしょうか?
日本で頑張るには
「日本がいろいろな課題を抱えていることはわかっているけど、みんなが海外へ出られるわけじゃない」と思う人もいるでしょう。
日本での生活をより豊かにしたい場合は、国内で盛り上がっている市場を調べ、転職にチャレンジするのもひとつの方法だと思います。
日本で転職というとマイナスなイメージがあるかと思いますが、総務省が発表する労働力調査によると、転職者数は年々増加傾向にあります。
「労働環境を変えたい」と強く思うのであれば、テレビなどのメディアの情報を鵜呑みにせず、自分で情報をキャッチしましょう。
自ら行動し情報を得ていく力が、今の時代を生き抜くうえでとても重要になるのではないでしょうか。
東南アジア転職にチャレンジするメリット
東南アジア転職に限らず海外転職全般に言えることですが、海外に身を置くことは日本で生活するよりもタフさ、業務遂行スキル、そしてコミュニケーション能力が格段にアップすると思います。
日本で働いているときにはなかった「日本人的な感覚」や「日本での当たり前がなかなか通用しない」という局面に出会うでしょう。
それでも仕事を進めていかなければないらない環境が、タフさや業務遂行スキル、コミュニケーション能力を向上させます。
そしてそれらの能力は、今後のキャリアに必ず活きてくるはずです。
ここからは、東南アジア転職によって日本の課題をどのように解決できるかを解説します。
世界的な昇給率は日本より高い
「GLOBAL REWARDS PULSE SURVEY」で予測された世界各地域の昇給率(2022年)は下記の通りです。
- アジア先進国:3.5%
- 新興アジア諸国:6.0%(中国やベトナム、インドネシアなどが該当する)
- 北アメリカ:3.4%
- 南アメリカ:7.5%
世界各地域の昇給率予測が上記数字なのに対して、日本は2.1%と世界で最低レベルの予測となっています。
つまり、東南アジアには日本よりも頑張りをきちんと評価してくれる企業が多い、ということになるのではないでしょうか。
▼ベトナムの昇給率について詳しくはこちら▼
プライベートな時間が日本より取れる
海外では残業はあまりせず、定時になったらきっちり帰宅する人が多いです。
それは東南アジアも同じです。そのためプライベートな時間に余裕ができるので、語学学校などに通い、スキルアップに時間を使うことができると思います。
スキルアップを実現することで、自分の価値を高めることができます。
日本より物価が安い
東南アジアは日本より物価が安いため、毎月の支出を抑えることが可能でしょう。
たとえば、ベトナムの都市部でも家賃が3万円台の物件があったり、携帯電話の通信費が安くて800円程度と、日本よりも低い物価で生活ができます。
そのため貯金もしやすく、将来に備えたお金を増やすことができるでしょう。
▼ベトナムの物価について詳しくはこちら▼
▼ベトナムでかかるリアルな生活費についてはこちら▼
▼マレーシアの物価について詳しくはこちら▼
▼インドネシアの物価について詳しくはこちら▼
まとめ:自分にとっての幸せとはなにか?いま一度問いかけよう
いかがでしたか?
日本が抱える課題と、東南アジア転職によってそれらをどう解決するかを解説しました。
- 20年間横ばいの賃金
- 長時間労働
- 将来に不安を感じる環境
このような日本の現状をあらためて理解すると、転職にチャレンジしようか迷っている時間も勿体ないと思いませんか?
東南アジア転職で、人生設計を一回立て直すのも可能だと思います。
コロナ禍で行動に移せなかった東南アジア転職へ踏み出し、レベルアップを目指しましょう。
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