こんにちは。
ベトナム転職を成功させるコツ《20代編》に続き、今回は30代編をお届けします。
- 新卒で就職した会社も勤続10年目。以前から海外転職に憧れがあったが、なかなか動き出せないままコロナの流行により断念
- 世界のコロナ情勢が落ち着き、やっぱり海外転職を諦められず情報収集している
- もともと東南アジアが好きで、海外転職できるならベトナムもありかなと思っている
このような想いを抱えながら日本で働いている30代のビジネスパーソンへ向けて、この記事では以下を中心にご紹介しています。
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グローバル転職の専門家であるアイコニックのキャリアアドバイザー監修の元、詳しく解説していますので、ベトナム転職のリアルな最新事情を知ることができます。
ぜひ最後までお読みください。
30代がベトナムで働くメリット
まずは20代編でご紹介した「20代がベトナムで働くメリット」をおさらいしましょう。
- 20代から裁量権が持てる
- キャリアアップを狙える
- 外貨で収入を得られる
- 生活費をおさえられる
- 海外旅行が手軽にできる
- 昇給率が高い
年代を問わずベトナム転職にはさまざまなメリットがありますが、30代になると、これらに加えて以下のメリットもあります。
マネジメント経験を積める
厚生労働省が行った令和4年度の調査によると、管理職(係長、課長、部長)の平均年齢は下記の通りです。※
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このように、日本ではマネジメントポジションに就こうと思っても40代以降になる傾向が強いのが現実です。
しかし、ベトナム現地採用は若くても裁量権を持ちやすいのが魅力のひとつで、30代でも部門長などのマネジメント経験を積むチャンスが十分にあります。
▼20代がベトナムで働くメリットはこちら▼
ベトナム転職で30代に求められること
社会人としての基本的なスキルが備わっていること
30代は20代よりも社会人経験が豊富であり、ビジネスマナーやコミュニケーション能力など基本的なスキルが身についていることが期待されます。
具体的には、身だしなみや言葉遣い、名刺交換、ビジネス文書の書き方、電話対応、接客応対などのスキルが挙げられます。
マネジメント能力
先述したように、ベトナム現地採用では裁量権のあるポジションに就きやすい傾向にあります。
企業側は「いち早くマネジメントポジションに入りベトナム人をまとめてほしい」と考えているため、必然的にマネジメント能力が求められます。
現地スタッフのリソース管理や、プロジェクトの進捗管理、予算管理、人事評価など「マネジメント」ひとつをとっても関連する業務は多岐に渡ります。
できれば日本でのマネジメント経験があると、ベトナム転職に有利に働くでしょう。
即戦力になる
20代よりも経験豊富な30代は、企業側からはすぐに業務に取り組むことができる人材として期待されます。
そのため、企業が教えた仕事を素早く理解し、積極的にアウトプットできる能力が重要です。
ベトナムの企業は日本に比べて成果主義の側面が強いため、持っている能力を最大限に活かして成果を挙げられる人材が求められています。
思考の柔軟性
ベトナムの異文化環境では、異文化ならではの違いに遭遇することや、予期せぬトラブルが起きることがあります。
「ベトナムでの異文化の違いってなに?」と思った方は、以下をご参考ください。
《ベトナムでの異文化体験例》
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日本の整った労働環境や生活環境が当たり前になっていると、最初は戸惑う人も少なくありませんが、 こういった状況下でも、柔軟に思考を切り替え状況をコントロールできる能力を持っていることが重要になります。
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30代でベトナム転職を成功させやすい人の特徴
- 職種が転職先にマッチしている人
- 主体性がある人
- 適応力がある人
- グローバルな経験がある人
20代編で挙げた特徴をおさらいすると上記の通りですが、これに加えて、30代では以下のような特徴があるとベトナム転職を成功させやすいでしょう。
特化した職種経験がある人
培ってきた「特化した経験」があると、ベトナム転職を成功させやすいです。
これは先述したように、ベトナム転職で30代は「即戦力人材が求められる」傾向にあるためです。
例えば「総務も営業も広報もできます」といった広く浅い経験よりも、「営業が得意です」と言えた方が、企業側は即戦力として採用してみたいと思うでしょう。
▼20代でベトナム転職を成功させやすい人の特徴はこちら▼
30代でベトナム転職をする注意点
年収は下がる
現地採用では、日本で働いていた時より給与が下がる傾向があります。
給与面だけでなく、賞与面でも下がったと感じるかもしれません。
ただ、2022年から始まった円安の影響により、現地通貨やUSドルで報酬を得ることにより、ここ最近ではその差が小さくなっているのも事実です。
また、円安の状況下でもベトナムでは日本より生活費を低くおさえられるため、生活スタイルによっては日本で生活するより多く貯蓄できるでしょう。
▼ベトナムの生活費についてはこちら▼
家族連れでの転職は難しい
日本にいるときより年収が下がる傾向にあるため、家族連れでのベトナム転職は費用面で厳しいと感じるでしょう。
というのも現地採用の場合、ほとんどの企業でお子様の学費が出ないからです。
ベトナムで日本人は私立学校に通うことが一般的。日系やインターナショナルスクールなど学校はさまざまありますが、学費は個人負担の場合がほとんどです。
そのため、家族連れだとベトナム転職でのメリットが少ないと感じてしまうでしょう。
夫婦が共働きでの移住であれば、家族連れでも収入が増える分心配は少ないと思います。
まとめ
30代がベトナム転職を成功させるコツについてご紹介しましたが、いかがでしたか?
この記事をまとめると以下の通りです。
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個々の状況や業界によって異なる場合もあるため、現地のキャリアアドバイザーに相談して具体的なアドバイスを求めることをおすすめします。
これまでのキャリアをお伺いしながら、あなたにピッタリな求人をご紹介させていただきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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